夏休み！そして合宿！ 後編
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「くそ！ 」
地面に着いた瞬間にヴェスバーの攻撃をビームシールドでなんとか防いだが、倒れてる最中にアームドアーマーVNを振りかざされ、ビームシールドを切り裂かれ、左腕を引きちぎらた。
「はああっ！ 」
フィルマメントビーム砲をストライクに向けて放つも直前でかわされて、もう一度攻撃すると、先ほど引きちぎられた左腕を投げて盾代わりにされた。
「なんてデタラメな戦いかたを！なら！ 」
意識をガンプラに集中させると、フリーダムの間接部が輝きだす。
「行くぞ！フリーダム！ 」
ソードを構え、ストライクに向かっていく。目の前までいくとアームドアーマーVNを振りかざされるが、真上に飛んで回避して後ろに回り込みソードを振りかざす。
「…あめえぇぇ！ 」
相手がようやく口を開いて叫ぶと、後ろ向けてヴェスバーで攻撃してきた。
「しまっ！？ 」
ソードを盾代わりに防ぐが、もう一発は左脇腹に近距離で直撃した。
「があああああっ！！！！ 」
そして直撃したところと同じ箇所に激痛が走った。
痛みに耐えきれなくて操縦がうまくできず、フリーダムは地面に倒れこんだ。
「なんだもう終わりか。にしてもどこかで見たことある動きだと思ったんだが………気のせいか？まあもう終わらせるからいいか」
アームドアーマーVNを掲げ、止めをさしてこようとしてくる。
「はああああっ！ 」
すると、ストライクに向けて斬撃波が放たれた。ストライクはそれを後ろに下がり回避し、フリーダムの目の前にケルサスガンダムとV2バレットスナイパーが現れた。
「トウイ、大丈夫？ 」
「たくっ…一人で勝手に飛び出すなよ。まあ俺も人のことは言えないが…」
「はは………本当だよヒロヤ君…いつっ！ 」
「そんな状態で軽口言えるなら大丈夫そうだな。いっそもう少しケガしろよ」
「ひどい！ひどいよいヒロヤ君！ 」
「二人とも、そんなことしてる場合じゃないわよ」
シノさんがそう言って、ケルサスガンダムとV2バレットスナイパーが構える。そしてフリーダムはなんとか立ち上がり、ブレイドファングを引き抜く。
しかしストライクはただ呆然と立っていた。
「………トウイ？ 」
「え？ 」
と、相手が自分の名前を言ってきた。
「ねえトウイ？相手はあなたのこと知ってそうに見えるのだけど、知り合い？ 」
「………いや。覚えてないよ。あんな戦いかたをする人とは初めてやったもん」
それを言うと、相手が笑い出した。
「ハハッ………やっぱりトウイか。しかも覚えてねぇとか。お前…死ねよ」
そう言うと、ストライクがツインサテライトキャノンをこちらに向けてきた。
「！避けて！！ 」
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