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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
夏休み!そして合宿! 後編
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ENDED』

最後にバトル終了のアナウンスを聞いて、意識を手放した。





ーーー−−





「おいトウイ!起きろ! 」

「しっかりして! 」

バトルが終了した突如、トウイがボロボロの状態で気を失って倒れこんでしまった。

「どうした!? 」

すると騒ぎを聞きつけたのか、ムウさんとラルさんが駆け寄ってきた。

「このケガは………いったいなにがあったんだヒロヤ!シノ! 」

「バトルが終わった後、すぐに倒れてしまったんです。気も失っているようですし…」

「………アシムレイトか」

「アシムレイト? 」

シノがムウさんに事情を伝えると、ラルさんがそんなことを呟いた。

「とにかく今は医務室に運びましょう!大尉!手をかしていただきたい! 」

「ああもちろんだ。では向かおう」

トウイを抱えて、ムウさんとラルさんが医務室向かった。
俺とシノはその場に取り残され、対戦相手の方を見る。フードを被っているが、黒髪の短髪で同年代ぐらいの男に見えた。その男は何事もなかったかのように立ち去ろうとしていた。

「待て!お前の名前はなんていうんだ!?いったいトウイのなんなんだ!? 」

すると、男は立ち止まり振り返らず答えた。

「元友達だ………」

男はそれだけ告げて今度こそ去っていった。

「元友達? 」

「ヒロヤ。それよりも私たちも医務室に向かいましょう」

肩に手を置かれ、シノに言われた通り医務室に向かうことにした。





ーーー−−





「ムウさん。トウイはどうですか? 」

「ん?ああ。とりあえず切り傷が多いが、特に問題はない。あとは目を覚ますのを待つだけだ」

「そうですか」

ほっとし、二人で安堵のあまりため息をはく。
そうしていると、医務室の扉が開かれた。

「ヒロヤー!見舞いに来たよ! 」

「ユウ………医務室だから静かにしたほうがいいよ……」

扉からユウとモチヅキが入ってきた。いや本当にモチヅキの言う通りだ。静かにしろよ。

「んで、え〜と………トウイだっけ?大丈夫なのかな? 」

「ん?ああ大丈夫そうだ。あとは目を覚ますのを待つだけだ」

「そっか。とりあえず大丈夫なんだね」

「それで、ミヤモトさんたちは見舞いに来ただけなの? 」

「まあね。ミサキちゃんが君たちのバトルを見ていて、それでトウイが倒れたからそれを伝えてきてくれたんだ」

えっ?あの時バトルを見てたの?まったく気づかなかったのだが。

「にしても大変だったようだね。話によると一瞬で全滅させられたとか」

「それを今は言うなよ…」

ケルサスガンダムを取り出しながら呟
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