夏休み!そして合宿! 後編
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ENDED』
最後にバトル終了のアナウンスを聞いて、意識を手放した。
ーーー−−
「おいトウイ!起きろ! 」
「しっかりして! 」
バトルが終了した突如、トウイがボロボロの状態で気を失って倒れこんでしまった。
「どうした!? 」
すると騒ぎを聞きつけたのか、ムウさんとラルさんが駆け寄ってきた。
「このケガは………いったいなにがあったんだヒロヤ!シノ! 」
「バトルが終わった後、すぐに倒れてしまったんです。気も失っているようですし…」
「………アシムレイトか」
「アシムレイト? 」
シノがムウさんに事情を伝えると、ラルさんがそんなことを呟いた。
「とにかく今は医務室に運びましょう!大尉!手をかしていただきたい! 」
「ああもちろんだ。では向かおう」
トウイを抱えて、ムウさんとラルさんが医務室向かった。
俺とシノはその場に取り残され、対戦相手の方を見る。フードを被っているが、黒髪の短髪で同年代ぐらいの男に見えた。その男は何事もなかったかのように立ち去ろうとしていた。
「待て!お前の名前はなんていうんだ!?いったいトウイのなんなんだ!? 」
すると、男は立ち止まり振り返らず答えた。
「元友達だ………」
男はそれだけ告げて今度こそ去っていった。
「元友達? 」
「ヒロヤ。それよりも私たちも医務室に向かいましょう」
肩に手を置かれ、シノに言われた通り医務室に向かうことにした。
ーーー−−
「ムウさん。トウイはどうですか? 」
「ん?ああ。とりあえず切り傷が多いが、特に問題はない。あとは目を覚ますのを待つだけだ」
「そうですか」
ほっとし、二人で安堵のあまりため息をはく。
そうしていると、医務室の扉が開かれた。
「ヒロヤー!見舞いに来たよ! 」
「ユウ………医務室だから静かにしたほうがいいよ……」
扉からユウとモチヅキが入ってきた。いや本当にモチヅキの言う通りだ。静かにしろよ。
「んで、え〜と………トウイだっけ?大丈夫なのかな? 」
「ん?ああ大丈夫そうだ。あとは目を覚ますのを待つだけだ」
「そっか。とりあえず大丈夫なんだね」
「それで、ミヤモトさんたちは見舞いに来ただけなの? 」
「まあね。ミサキちゃんが君たちのバトルを見ていて、それでトウイが倒れたからそれを伝えてきてくれたんだ」
えっ?あの時バトルを見てたの?まったく気づかなかったのだが。
「にしても大変だったようだね。話によると一瞬で全滅させられたとか」
「それを今は言うなよ…」
ケルサスガンダムを取り出しながら呟
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ