夏休み!そして合宿! 中編
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た。
ガンダムアルカナムを見ると、どうやらもう一刀を抜刀して弾かれたらしい。
「てかやばっ! 」
「双天流…壱の型! 」
急いで後退しようとすると一瞬光が放たれ、頭部と両腕が切断され、胴体が切られていて倒れてしまった。
「なにが………起きたんだ? 」
「あっ…! 」
呆気にとられていると、ユウがしまったみたいに口に出てしまったらしい。
「え〜と………で、どうする? 」
ユウがそう聞いてくるが、見てわかるだろ。
「何もできないだろ……」
『BATTLE ENDED』
ーーー−−
「なんだったんだあれは? 」
バトルが終わってすぐにそう呟いた。あの光はいったい?それにいつの間にかバラバラにされたし…。
「ヒロヤー!僕そろそろ戻らなきゃいけないから行くねー!楽しかったよー! 」
バトルが終了したあと、ユウが時計を見たあとすぐに去っていった。
「ヒロヤ。私たちも戻りましょう? 」
「ん?そうだな」
シノにそう言われ、俺たちも部屋に戻ることにした。
「ところでシノ。あの時何が起きたかわかるか? 」
部屋に戻ってる最中に聞いてみる。何が起きたかは少しは把握したいからな。
「ええ。まずあの光はヴォワチュール・リュミエールか、アストレイの電撃による光だわ。SEED系統のガンプラだし。それで何らかで剣速を上げてたと思う。まあ光が強すぎて私もよくわからなかったんだけどね」
「なるほどな。また細かい解説ありがとうな」
「どういたしまて。………てあれ?あそこにいるのトウイじゃない? 」
シノが指差した方を見ると、俺たちの部屋の前でトウイが立っていた。
「なにやってんだ? 」
「あっ!中にいなかったんだ。にしても二人っきりでどこ行ってたのかな? 」
と、いつもみたいにニヤニヤしながら聞いてきた。てか『二人っきり』の部分を強調するな。
「まあまあ。で、どこに行ってたの? 」
「ユウとバトルをしてきただけだ。シノはそのバトルを見るために一緒についてきたんだ。なあ? 」
とシノに同意を求めると、なにも反応はせず、ボーッとしてる。
「おいシノ。聞こえてるのか? 」
「え?ああごめんなさい!聞いてなかった」
「お前大丈夫か?熱とかあんなら無茶すんなよ? 」
「だ、大丈夫よ。平気平気」
と手のひらを横に振って大丈夫と伝えてきている。本当に大丈夫なのか?まあ本人は大丈夫って言ってるけど。
「んで、お前はなにやってたんだよ? 」
「ああ〜忘れてた。実はヒロヤ君に試してもらいたいことがあって、それをやってもらうために呼ぼうと思ったんだよ」
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