合同合宿
夏休み!そして合宿! 前編
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この武器とか自作したの? 」
グラディウスとルミノックスを鞘から抜いて聞いてきた。
「いや。黒い方は元から装備してあって、白い方はそこで酔い潰れている奴が作った」
「へぇ〜すごいね!これ両方同じ性能なの? 」
「ああそうだぞ」
「ほぉ〜。………ねぇ。ニールセンラボに着いたら僕とバトルしない? 」
「いいぞ。そのバトル受けてたつ。ところでミヤモトのガンプラってどんなのなんだ?」
こっちだけ見せるのも平等ではないから、ミヤモトのガンプラも見ておきたい。
「ユウでいいよ。僕はアストレイをベースに作ったガンプラだよ。まあガンプラは今はまだ見せられないかな〜」
「それじゃ俺だけ見せ損じゃないかよ」
「すぐに分かるから大丈夫だよ!気にしない! 」
「はぁ…」
そうしてケルサスガンダムは返してもらい、そこから他の話もしだした。
「でね、僕は中学生の頃の体育祭とか、男子にも負けず全部一番を取ったりしたんだ」
「なんなんだお前のその身体能力の高さは?女なんだよな? 」
「これでもれっきとした女の子だよ。失礼しちゃうな〜。ねえミサキちゃん? 」
「うん………」
頷きながらも返答してきた。だって男子にも負けず劣らずに一番ってすごすぎだろ。
「うおっ!? 」
「?どうしたの?いきなり声なんかあげて? 」
「いや、なんか身体中に悪寒が走った………誰かが俺に向けて殺意でも向けてきたのか…? 」
「ヒ、ヒロヤ君…。あながち間違、い、じゃない…よ…」
なんだと!?誰だ!?誰が俺に殺意を向けてるんだ!?
「殺、意というよりも…。怒、ってるって方が、あってるかな…」
「はあぁ? 」
俺誰かに怒られるようなことしたか?見に覚えがないぞ?
「ま、まあ気にしなさんな…。ウプッ」
いや気になるだろ。誰だよ本当に?逆恨みとかやめてくれよ。
そんなこんなで、話をしている内にニールセンラボに着いた。
「着いたぞ。ニールセンラボだ。では忘れ物がないようにきちんと確認してから降りてきてくれたまえ」
ラルさんはそう言うと、ムウさんと一緒に先に降りた。
「ここがニールセンラボか…」
バスから降り、ニールセンラボを見上げる。なかなかデカイ建物だ。
「さて、じゃあ俺たち天之川学園は一旦荷物をまとめて部屋に向かうぞ。聖鳳学園の方も一旦そうするらしいしな。部屋に荷物を置きしだい自由行動だ。ちなみに部屋は二部屋で、俺は大尉のところとに行くが、お前たちは勝手に分けてろ」
ムウさんはそれだけ言って鍵を二つ渡した後、ラルさんと一緒に部屋に向かった。
「勝手に分けてろって…。どう考えても俺とトウイが同じ部屋になるだろ…」
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