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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
合同合宿
夏休み!そして合宿! 前編
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と、学校…聖鳳学園から三人の姿が現れた。

「紹介しよう。彼女らが聖鳳学園ガンプラバトル部のメンバーだ」

「僕はミヤモト ユウ。気安くユウって呼んでね」

すぐにミヤモト ユウと言われる、黒髪のロングストレートの少女が元気よく自己紹介をしてきた。

「ちなみに左にいる大きくてメガネをかけている男の人がヒナタ シンジ先輩!右にいる大人しくて可愛い女の子がモチヅキ ミサキちゃんだよ! 」

「よろしくお願いします………」

「部長のヒナタ シンジだ。合宿の間、よろしく頼む」

右手を差し出してきたので、一応部長のシノが握手をした。(じゃんけんで決めました)

「トオサカ シノです。私たちも参加させてもらい、本当にありがとうございます」

「僕はハルカゼ トウイ…探て「サオトメ ヒロヤだ。よろしく頼むな」…ヒロヤ君。僕まだ紹介中なんだけど? 」

知らん。いい加減そのネタやめろよ。正直飽きてきたんだよ。てか今回は回復早いな。移動中寝ていたからか?

「え〜。僕個人は気に入ってるんだけどな〜」

「だから知らねーよ」

「まあそれはさておき。お互い自己紹介は終わったんだ。我々もバスに乗ってニールセンラボに向かおうではないか」

そういうとラルさんとムウさんが先にバスに乗り込んだので、俺たちもバスに乗った。





ーーー−−





「んで、なんだこの席順は? 」

八人しかいないので、合計十人は入れる小さなバスなのだが、なぜかイスが前五つ。後ろ五つと別れている。
前は左からトウイ、ヒナタ、シノ、ムウさん、ラルさん。後ろは俺、ミヤモト、モチヅキとなっている。

俺だけハブられているんだけどどういうこと?

「き、気にした、ら………敗け、だよ…ヒロヤ君…」

「気にするわ! 」

「まあまあそう言わずに、楽しんでいこうよ!」

ミヤモトがそう言ってくるが、楽しめる気が全くしない。てかいったい何を楽しめと?

「な、なんかはな、しでもす、すれば…? 」

「話せる話題なんか俺持ってねーつっの! 」

「あっじゃあヒロヤのガンプラを見せてよ!僕見てみたいな! 」

「ん?まあ別に構わんが」

そう言って、鞄からケルサスガンダムを取り出して見せた。

「へぇ〜。やっぱり似ているんだね」

「似ている?ああ、ナンチャラバーニングってのか」

「ビ、ビルドバーニング…ね…」

「そうそれ」

「ちょっと触ってもいいかな? 」

「別にいいぞ?ほれ」

ケルサスガンダムをミヤモトに渡し、窓から外を見る。いい天気だな〜。
呑気にそんなことを思っている内に、隣でミヤモトが「おお〜」とか「すごーい」とか言っている。


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