合同合宿
夏休み!そして合宿! 前編
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ちは誰のことかさっぱりわからないんだが。てかなぜ大尉?普通に名前で言えよ。
「ちなみにニールセンラボには、全国の強者が集っている場所だ。実力は予選とは比べ物にならない程のものだと思えよ」
「了解」
「わかりました」
「ZZZzz…」
ていうかまだ寝てるんかい!起きろ!
トウイの頭を叩くと、痛そうに起き上がった。
「ちょっ。痛いんだけどヒロヤ君」
「そんなに眠いなら早く寝ろよ。昨日何時に寝たんだよ? 」
「え〜と…。一時半」
「遅っ!もっと早く寝ろよ!そりゃ眠くもなるわ! 」
「いや〜。ちょっとガンプラいじってたもので…」
「ガンプラをいじるのはいいけど、あまり根をつめるなよ」
「わかってるよ」
欠伸をしながら返事をしてきた。
「じゃあ話を戻すぞ。合同という形で行くから、まずは大尉のところの学校に向かい、そこから一緒に行くことになった。各々ちゃんと準備をしてくるように。あとトウイは酔い止めを持ってこいよ」
「僕なぜか酔い止め効かないんですけど………」
「じゃあ寝ていたら?そうしていれば多分酔わないと思うし」
「それじゃそうしようかな」
「じゃあ、話はこれまで。今日はもう帰って準備に取りかかれ。じゃあな」
そう言ってムウさんは部室から出ていった。
「俺たちも帰るか? 」
「まあ帰って準備をしろって言われたし、そうしましょ」
「了解」
そうして俺たちも家に帰ることにした。
ーーー−−
そうして二日後。一度東京に向かうため電車で二時間ちょっと。そこからタクシーで移動して着いた。
ちなみについでだが、トウイは電柱にもたれ掛かっている。
「どうもラル大尉。俺たちもニールセンラボに連れていただき感謝します」
「別に構わんよ。そちらこそ、わざわざ東京まで足を運んでくれてご苦労だムウ君。では早速バスに乗り込もう」
一礼をしたあと握手を交わし、ラル大尉と言われた人とムウさんがこちらに来た。とりあえずラルさんとでも言っとこう。
すると、ラルさんがいきなり俺の目の前に来て顔を近づけてきた。
「ほう………いい目をしているな。どんな困難にも正面から受け止め、決して折れない不屈の魂を持った目だ」
「ど、どうも…」
突然のことで驚きながらも返事をする。なんなんだこの人は?
「他の二人も似たような目をしている………まさにチーム一丸となっている、良いチームだ」
「は、はあ………」
「ラルさーん!もう天之川学園の人たちは着いたのー!?僕たちもう待ちくたびれちゃったよ! 」
「ん?ああすまないミヤモト君。もう来ているぞ」
ラルさんがそう言う
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ