合同合宿
夏休み!そして合宿! 前編
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
決勝戦から数日間、帰りのSHRだ。
「え〜明日から夏休みに入る!わかっていると思うがもちろん宿題も出るぞ!?まあ宿題なんてテキトウにやっとけやっとけ!問題はこの夏休みの間にいい思い出を作ることだ!!そう思わないかお前たち!?」
「まさにその通りだぜ我妻! 」
「教師としてそれはどうかと思いますけど、良いこと言ってますよ我妻先生! 」
「宿題なんてくそくらえだ! 」
「あんた最高の先生だよ! 」
「はっはっはっ!そうだろうそうだろう!?もっと讃えてくれ!!」
「あーがーつまー!!あーがーつまー!! 」
……。
冷ややかな目でクラスを見渡す。なんだ?俺がおかしいのか?ち、違うと言ってくれ!
「楽しいクラスだと思うけど?」
「やっぱりお前が答えるんだな…」
「まあまあ。そんなことよりもこのあとムウさんが部室に集まれって連絡があったよ」
「なんだ?また出番が少ないとかの文句から始まるのか?俺はもうこりごりだぞ」
「ムウさん最近顔を出す余裕がないくらい忙しかったらしいし大丈夫だと思うよ」
「そうか。シノ、とういうわけでこのあと部室に集合らしい。わかったか」
「聞いてたわよ。にしても何の用で集めるのかしら? 」
「行けばわかるよきっと」
「それもそうね」
ーーー−−
そうして部室に来てみたが、ムウさんがどこにも見当たらなかった。
「まだ来てないのかしら。じゃあとりあえず座って待ってましょう」
「まあそうするしかないよな、うん」
椅子に座り、ムウさんが来るのを待つことにした。
ーーー−−三十分後
「………来ないな」
「来ないわね」
「ZZZzz…」
トウイは寝ているし。そういえば最近眠そうにしていたからな。
そう思っていると部室の扉が思い切り開かれた。
「待たせたな!読者は忘れている頃だと思うがムウだ!よーく覚えておいてくれ! 」
「誰に言ってるんですかムウさん?んで、何の用で集められたんですか? 」
「ああそれはだな………」
ポケットから紙を出すと、俺達に見せてきた。
「明後日から合宿に行くぞ。場所はニールセンラボ。俺たちはまだ新設校だし、まだ一回しか全国出場を果たしていないから行ける資格はない。そこで、俺はわざわざ東京に行ってきた! 」
「「何で? 」」
「東京のとあるガンプラバーに行って、大尉と話をしてきたんだ。大尉のところのチームも全国出場を果たしているからな、そこと合同でニールセンラボに行けるようにしてもらえたんだ。さすが大尉………器がでかかったな」
さっきから大尉大尉と言っているが、俺た
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ