4部分:第四章
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題はないというのか」
「しかも二人だ。余計にいいではないか」
「ふん。確かにな」
トールもそう言われると悪い気はしなかった。
「ではこのことは喜ぶべきか」
「よかったではないか。違うか」
「そうだな。では貴様に他意はないのだな」
「全くない」
ロキは何気ない顔で嘯く。
「安心しろ。それではな」
「あの者達をか」
「大事にするのだぞ」
その優秀な従者達をだというのだ。これがトールが従者達を得た一部始終だ。そこにロキの善意があったかどうかはわからない。しかしこのことにロキが関わっているのは紛れもない事実であり物語にも残っている。このことは確かなことである。
トールと従者 完
2012・2・23
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