暁 〜小説投稿サイト〜
天空遊園地
記憶と友
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ない。魔王を倒すのは、ヒーローなんだ!」
春人は、太陽に言った。太陽はうなづき、もう一度、一歩を踏み出した
「みんな、手を差し出し、願うんだ。王を倒す力を、高晴に与えよ、と!」
春人の呼びかけに、四人は一斉に右手を上げ、願った
「「「「高晴に、力を!!」」」」
その時、空から何かが降ってきた。俺が避けると、目の前に、刀が突き刺さった
それは、金の輝きを放つ、刀だった
これが、敏晴と戦うための、願いの力・・・・俺は刀を持ち、さらに願いを加えた
「もう一度、敏晴と・・・・やり直したい!」
「黙れ・・・・心にもないことを!!!」
王は、敏晴は、俺に襲いかかった
本当のヒーローになるために、もう一度家族でやり直すために、戦って、話し合わなくては
悪を倒すだけがヒーローじゃない。悪を倒し、許し、もう一度やり直すチャンスを与えるのがヒーローなんだ
「うおおおおおおおっ!!」
俺も、敏晴に襲いかかった。ガキンと音を立てて、剣と、刀がぶつかり合う
敏晴の後ろには、見守る四人。俺の後ろには、涙を浮かべて願う、空音がいる
負けるわけにはいかない。いや・・・・負ける気がしない!!
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