第3話Bパート『夜宴』
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
いえば聞いたことがある。何、本当か!?、…などという声が聞こえる。
「まさか、魔眼の持ち主だったとはな。」
大佐が感心したように呟き。
それから、「また、いずれな」と言ってゆっくりその場を去っていった。なぜかそう声をかけた相手はヒデオと、ミサトにだった。
「はいはーい。みなさん、ご近所迷惑になりますから解散してくださーい」
200人からの人間が屯していたら確かに迷惑で、レナがそう言う。それから、思い出したように、
「あ、一応、大会指定の病院で検査を受けてくださいね。…吸血鬼化することは、無いとは思いますが」
家路に着こうとしていた大会参加者たちは、慌てて方向転換して病院の方へ去っていった。
「美奈子殿ーっ、拙者らの勝利でござるよー。…?、美奈子殿?」
どうも岡丸、泥酔して誰に使われているかも良くわかっていなかったらしい。
ヒデオは十手を握ったままの右手を天に突き上げていた。我が生涯に一片の悔い無し、とでも言うようなポーズ。不思議に思ったウィル子が近づくと…。
「わーっ、マスター。しっかりするのですよー!!」
立ったまま気絶していた。おそらく、急性アルコール中毒。酔って、激しい運動をするものでは、ない。
[続く]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ