第百十二話 天使軍団
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攻しようとしていたようだが残念だったな。俺はそんなことを許すほどお人よしじゃないんでね]
[愚かな、私達に逆らおうとは。伝説の十闘士の正当後継者のあなたがこんなことをするとは残念です]
アルダモン[エンジェウーモンか…同じでも中身がまるで違うな。あいつは中立に立っていたのに]
[あの天使型の面汚しと一緒にしないでもらいたいですね!!]
アルダモン[面汚しね…俺からすればお前達が面汚しに見えるけどな]
[貴様あ!!]
ホーリーアローを放つが、簡単にかわされる。
アルダモン[お前達の独りよがりの正義もここまでだ。片付けてやる]
[独りよがりの正義だと…?]
アルダモン[そうだ。お前達は自分の正義を一方的に押し付けて、従わなければ悪と決めつけて断罪する。それを独りよがりと言わないで何て言うんだ?しかもお前達は現実世界にまで侵攻しようとして罪のない者達を殺そうとした。…許すことは出来ない!!]
[ほざくな!!]
エンジェウーモンが指から光線を放つが、それをたやすく指で弾き、背後に回る。
アルダモン[ウスノロ]
エンジェウーモンの顔面に強烈な右ストレートを喰らわせ、吹き飛ばし、壁に激突させた。
ドミニモン[何だと…?]
恐らく指揮官であろうドミニモンが驚愕したような目をアルダモンに向ける。
アルダモン[ふん、戦いに関してはまるで素人だな。大方、地上の出来事は地上のデジモンに押し付けていたんだろ。平和ボケしてまるで力を引き出せていない]
[己!!]
エンジェウーモンが瓦礫から飛び出てアルダモンに攻撃を繰り出すが、平和ボケしたデジモンの攻撃程見切りやすい物はなく、逆に弾かれ、受け止められる。
アルダモン[…フルチャージブラフマストラ!!]
零距離で放った収束火炎弾はエンジェウーモンを飲み込み、一瞬で灰燼と化した。
ドミニモン[ば、馬鹿な…エンジェウーモンは、我が部隊でもかなりの実力者だというのに…]
アルダモン[今のは、お前達に殺された者達の怒り。そして今度は…お前の同胞に殺されたピノッキモンの仇だ!!]
ドミニモン[なっ!!?]
アルダモンの怒りに呼応するかのように全身から凄まじい炎が吹き出す。
アルダモン[覚悟しろ!!サラマンダーブレイク!!]
アグニモンの技をドミニモンに繰り出すアルダモン。
アグニモン時とは比較にならない威力にドミニモンは勢いよく吹き飛ばされた。
アルダモン[俺の必殺技を使うまでもない!!コロナブラスター!!]
ヴリトラモン時の必殺技をドミニモンに喰らわせるアルダモン。
ドミニモン[ぐっ…ファイナルエクスキャリバー!!]
攻撃をかわしながらアルダモンに一撃を入れようとす
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