暁 〜小説投稿サイト〜
東方変形葉
新鮮な日常
第五章 不変知らずの幻想郷
東方変形葉58話「仏教は恐ろしい」
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?もしかして葉川さんではありませんか?」
 謎の女性がそう言った。あれ?面識あったっけ?
「裕海、こいつ知ってるの?」
「いや、見たこともないんだけど……」
「神崎様からあなたのことは伺っております。なんでも、力自体は龍神並みだとか」
 ああ、なるほどね。あの人か。魔界の神様なんだからこの人と知り合いだったとしても違和感はない。
「さっきそこの巫女にも言いましたが、人間と妖怪は平等であるべきだとおもうのです。私はこれから困ってる妖怪たちを助けなければなりません」
「だから、妖怪を助けることは間違ってるって言ってるでしょ」
 何やら難しい話が始まった。
「何言ってんだ、妖怪と人間はもとから平等じゃないか」
「えっ?」
「妖怪は精神が弱く、人は体が弱い。それでつり合いは取れてるじゃないか」
 とりあえず俺の考えを話してみる。こうみえて、議論は得意なのだ。
「…いいえ、そこには理不尽が発生するのです。そう、あなたのように人間でありながら妖怪以上の力をつけている存在がいる限りは」
「そんなのたくさんいるよ」
 今更過ぎることだ。幻想郷怖い。
「…ああ、もうめんどくさいわ。さっさとあんたを封印して神社に帰って寝る。それだけよ」
「……やはり、人は昔から変わってないようですね。私が正しき道に戻してあげましょう!」
 俺と霊夢が構えた時だった。
 禍々しい力が後ろから感じた。
「「「っ!?」」」
 あの力は……まさかルーミアか!?
「…………」
 振り向くと、体中が真っ黒なオーラに包まれたルーミアがいた。



続く

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