マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0938話
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出来るとでも? もっとも、どうにか出来るのであればこの地に侵攻してきた時や、アルヌスの丘を巡る戦いであそこまで一方的に……ああ、そうそう。これをどうぞ」
ん? 肉まんだけかと思いきや、魚介系の饅頭もあるな。マグロを煮込んだ奴が入っている。
ちょっと予想外の味に目を白黒させながら交渉の成り行きを見守っていると、レオンは近くのバッグから取り出した書類の束をピニャに差し出す。
エザリアは特に口出ししないでレオンに任せているところを見ると、今回の交渉はレオンが中心になって行われているらしい。
まぁ、レオンはどちらかといえば攻めの交渉が得意なタイプだ。それを思えば、人選はそれ程間違っていないか。
マグロ饅を食い終え、次にエビチリを口へと運んでプリプリとしたエビの食感を楽しみつつ、そう考える。
余談だが、個人的にはエビの最も美味い食べ方はエビフライだと思っている。特に大きめのエビだと尚良し。逆に、麻帆良のスーパーで売っているような、甘エビを衣で誤魔化したようなエビフライは最悪としか言いようがない。
「これは……っ!?」
「私達の世界の文字ではなく、そちらの世界で使われている文字で書かれているので、読めないという事はないでしょう?」
レオンに渡された書類に目を通したピニャは、最初何が書かれているのか分からなかったようだが、すぐに理解して息を呑む。
……何の書類だ?
そんな俺の疑問は、次の瞬間にピニャから手渡された書類に目を通したボーゼスの言葉で判明する。
「捕虜の……名簿」
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