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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0938話
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 ……そういえば、四葉も実は高校を卒業後に交流区画に出店を希望しているらしい。
 てっきり、ネギま世界で料理修業や出店をするものだとばかり思っていたのだが、ホワイトスターの交流区画に出店すれば他の世界の料理に関しても勉強が出来るからとかなんとか。
 あやかを通して要望がされていた。
 まぁ、シャドウミラーに入隊するか、あるいは麻帆良に所属したまま交流区画に店を出すかで迷っているらしいが。
 前者だと他の世界の料理を食べたり、調べたり、習ったり……更に食材の類もかなり素早く手に入れる事が出来る。だが麻帆良所属のままであれば、それが出来ない。ただ、四葉はあくまでも一般人であり、両親とかも普通にネギま世界で暮らしている。
 その辺がシャドウミラーに所属するかどうかを迷っているところなんだろうな。
 まぁ、それはともかく。

「こ、これは……何と……」
「城でもこれ程の料理は滅多に見る事が出来ませんよ」

 ピニャとボーゼスが無数の料理が並べられている光景に唖然とする。
 アルヌスの丘の基地に到着してから、驚くのは何度目だろうな。
 そんな事を考えつつ、部屋の中にいたエザリアとレオンに視線を向ける。
 当然交渉である以上、ここにいてもおかしくないんだが……レオンもいたのはちょっと予想外だった。
 いや、そうでもないか? 目下の所、門世界との関係は色々な意味で注目を浴びている。それを思えば、政治担当の2人が揃っているのは当然か。

「ようこそ、ピニャ殿下、ボーゼス殿。通信ではお話しましたが、こうして直接会うのは初めてですね。シャドウミラーの政治を担当している……そうですね、帝国で言えば宰相のような地位にあると言えば分かりやすいでしょうか。エザリア・ジュールといいます」
「レオン・三島です。同様に政治を担当しています」
「帝国第3皇女、ピニャ・コ・ラーダだ」
「ボーゼス・コ・パレスティーと申します」

 お互いにそれぞれが挨拶をし、まず最初に口を開いたのはエザリア。

「さて、ピニャ殿下。色々と話す事も多いでしょうが、今はまず食事にしましょう。折角四葉さんが用意してくれた料理です。冷めてしまっては勿体ないですからね」
「う、うむ。では……」

 呟き、椅子に座るピニャとボーゼス。
 それを見ながら俺も近くに座り、早速とばかりに近くの蒸籠に置かれていた肉まんへと手を伸ばす。
 噛みつくと、生地のふんわりとした食感に肉のジューシーな噛み応え。細かく刻まれたタケノコの歯ごたえがいいアクセントになっている。

「美味い」

 思わず呟く。
 超包子の肉まんは久しぶりに食べたが、随分と腕を上げているな。
 既に学生のレベルじゃない。
 そんな肉まんを味わって食べていると、ピニャ達にしてもこれだけの料理は珍
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