暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
もしも4人目がミユキさんだったら
新しい伝説が始まる
第20話
[10/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

 「あら、占いの先生。」
 「この方が何をしようとしたの。」
 「毒を盛ろうとしたの。」
 「何。」
 「さあ、食べなさい。食べてみなさい。」
 「ううーーーっ。」
 「せつなさん、何もかも正直に言った方が良いよ。」
 「チキショー、覚えてらっしゃい。」
 せつなは逃走し始めた。
 「ガラガラ。」
 「せつなさん。」
 「ラブちゃん、美希ちゃん、祈里ちゃん、かねてから占いの館は違法建築物件として、高島平署は疑っているわ。」
 「エエッ、そうなの。」
 「だって、あんな森の中に突然、建物が姿を現すなんておかしいよ。あの建物は敵国軍隊のアジトよ。」
 「なぜ、なぜ、なぜせつなさんが....。ウッ。」
 「ラブ、どうしたの。」
 「ウッ。」
 「ウッ。」
 「美希ちゃんも祈里ちゃんも。レイカさん、至急先生呼んで。」
 「はい。」

 赤塚公園内ドーナツカフェ

 ミユキが来ている。
 「あのね、もしかして、あたしのダンスレッスンが3人に無理させたのかしら。毎日、一緒にいたのに、皆の体調が悪かったことにも気付いてあげられなかった。こんなの、先輩として失格よね。」
 「うん、すっごく楽しそうだったんでい。」
 「エッ。」
 「レッスン中のお嬢ちゃんたち。」
 「でも、それは無理してて。」
 「チュッチュッチュッ。うちのドーナツを食べてくれるお客さんも、本当に美味しいと思ってる笑顔とそうでない笑顔がどうか、すぐに分かるんでい。もし、お嬢ちゃんたちが無理をしたのなら、あんな笑顔はできないと思うぜ。アグッ、ングング、ネッ。」
 「そうなのかなあ。」
 「そうそう、大丈夫でい。」
 「うん。」
 「カオルはーーーん。」
 「オッ、兄弟。いらしゃい。揚げたてドーナツあるぜ。」
 「今日はいらへん。」
 「腹でもこわした。」
 「そやないけどな。」
 「フェ、フェ、フェレットが近畿地方の言葉でしゃべってる。どう言うことなのカオルちゃん。」
 「はあ、さあ。」
 「さあって、今話してたじゃない。」
 「おじさん、そう言うこと全然気にしないんでい、グハァッ。おっと行けねえ、ドーナツ焦げっちまうでい。」
 「エエーーーッ。」
 「ミユキはん。」
 「キャアッ。」
 「お願いや、ミユキはん。何も言わずにプリキュアになっていな。」
 「エエッ。」
 「わいの住む国スウィーツ王国の長老が、プリキュアパレスへ向けて申請手続きに向かってんねん。ラブはんたち3人は、あのクソ女が撒き散らした寄生虫のせいで立ち直れまへんねん。緊急事態なんた。どうか、どうかあ〜。」
 「チョット待って、一体何の話をしてるの。」
 「プリキュアや、あんさんが4人目のプリキュアなんや。」
 「あたしが。」
 「そや。今、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ