もしも4人目がミユキさんだったら
新しい伝説が始まる
第20話
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「あら、占いの先生。」
「この方が何をしようとしたの。」
「毒を盛ろうとしたの。」
「何。」
「さあ、食べなさい。食べてみなさい。」
「ううーーーっ。」
「せつなさん、何もかも正直に言った方が良いよ。」
「チキショー、覚えてらっしゃい。」
せつなは逃走し始めた。
「ガラガラ。」
「せつなさん。」
「ラブちゃん、美希ちゃん、祈里ちゃん、かねてから占いの館は違法建築物件として、高島平署は疑っているわ。」
「エエッ、そうなの。」
「だって、あんな森の中に突然、建物が姿を現すなんておかしいよ。あの建物は敵国軍隊のアジトよ。」
「なぜ、なぜ、なぜせつなさんが....。ウッ。」
「ラブ、どうしたの。」
「ウッ。」
「ウッ。」
「美希ちゃんも祈里ちゃんも。レイカさん、至急先生呼んで。」
「はい。」
赤塚公園内ドーナツカフェ
ミユキが来ている。
「あのね、もしかして、あたしのダンスレッスンが3人に無理させたのかしら。毎日、一緒にいたのに、皆の体調が悪かったことにも気付いてあげられなかった。こんなの、先輩として失格よね。」
「うん、すっごく楽しそうだったんでい。」
「エッ。」
「レッスン中のお嬢ちゃんたち。」
「でも、それは無理してて。」
「チュッチュッチュッ。うちのドーナツを食べてくれるお客さんも、本当に美味しいと思ってる笑顔とそうでない笑顔がどうか、すぐに分かるんでい。もし、お嬢ちゃんたちが無理をしたのなら、あんな笑顔はできないと思うぜ。アグッ、ングング、ネッ。」
「そうなのかなあ。」
「そうそう、大丈夫でい。」
「うん。」
「カオルはーーーん。」
「オッ、兄弟。いらしゃい。揚げたてドーナツあるぜ。」
「今日はいらへん。」
「腹でもこわした。」
「そやないけどな。」
「フェ、フェ、フェレットが近畿地方の言葉でしゃべってる。どう言うことなのカオルちゃん。」
「はあ、さあ。」
「さあって、今話してたじゃない。」
「おじさん、そう言うこと全然気にしないんでい、グハァッ。おっと行けねえ、ドーナツ焦げっちまうでい。」
「エエーーーッ。」
「ミユキはん。」
「キャアッ。」
「お願いや、ミユキはん。何も言わずにプリキュアになっていな。」
「エエッ。」
「わいの住む国スウィーツ王国の長老が、プリキュアパレスへ向けて申請手続きに向かってんねん。ラブはんたち3人は、あのクソ女が撒き散らした寄生虫のせいで立ち直れまへんねん。緊急事態なんた。どうか、どうかあ〜。」
「チョット待って、一体何の話をしてるの。」
「プリキュアや、あんさんが4人目のプリキュアなんや。」
「あたしが。」
「そや。今、
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