もしも4人目がミユキさんだったら
新しい伝説が始まる
第20話
[2/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ッ。」
「あーあーっ、ダメねえ。今日のミッちゃん全然行けてない。魂は揺さぶられない。」
「どう言うことですか。」
「笑顔に魅力ないし、顔色が暗かった。だいいち、目に力がない。キャメラのレンズは嘘付かないの。ちゃんと、心から笑顔になっていないと、すぐに写真に出ちゃうよ。」
「ごめんなさい。」
「今日はもう終わり。」
「ハイ。」
撮影スタッフ全員、スタジオから去った。美希も去ろうとした時。
「コン、クシャ。」
「ワワーーーーッ。」
「ドテッ。」
美希はコケた。
「全然、完璧じゃない。」
白詰草女子学院高等部
ウサギ小屋の兎を世話する中等部の学年が修学旅行でいないため、高等部で世話をしている。この中に祈里がいる。
「はい、どうぞ。」
兎たちは人参を食べ始めた。
「うわぁ、随分とお腹が空いていたのね。待ってて、今お水をあげるから。」
祈里は、突然めまいが襲いかかり倒れ込んだ。
「カシャッ、ドン。」
「ご、ごめんなさい。大丈夫、ちょっと目まいがしただけ。ごめんね、心配かけて。」
放課後、赤塚公園内ドーナツカフェ
今日はレッスンはなかった。明日、早朝からを予定しているからである。
「お嬢ちゃん、ドーナツいかが。」
「ごめん、今日財布忘れちゃって。」
「お金なんて良いんでい、出世払いで。俺、そのうち出世するからさ。その時、払えば良いんでい。」
「それ、逆だって。エヘッ、でも悪いから今日は良いよ。じゃあね。」
「だったら明日、スペシャルドーナツ作ってあげるでい。」
「ヘッ。」
「栄養満点、元気モリモリ回復する特別材料で作るんでい。但し、味は保障しないんでい、グバァッ。」
「ウフフッ、ありがとう。」
ラブは去った。
「でやんでぃ。(小言)」
今晩
「もしもし、レミ。」
「あゆみ。」
「何かあったら、出動態勢取るわよ。良い。」
「娘のことでしょう。」
「うん。」
「あたしの娘、出版社から学校に報告にあって、欠席扱いにされたのよ。」
「それはどうして。」
「出版社からの話では、全然撮影にならなかったって。」
「そう。社会は厳しいからね。だから、ラビリンスの有事では、出撃しなけれはならないのよ。」
「分かったわ。切るよ。」
通話を切られた。
「今度は尚子にかけてっと。」
「もしもし、尚子。」
「あゆみさん。」
「娘さん、どうなってるの。」
「今日、ウサギ小屋で倒れて早退して来たわ。」
「やっぱり、何かあるね。これからは出動しないと行けないよ。」
「分かったわ。」
「じゃあ、切るわ。」
通話を切った。
「最後はパフェにかけてっと。」
スウィ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ