悪態カモフラージュ
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そんな土方の反応に満足しながら周囲を見回すと、それまでただの壁だった場所に一つの扉ができていた。
「土方さん、あそこから出られるみてェですぜ」
立ち上がって扉を指差すと土方も溜め息を吐いて立ち上がった。
「とんだ目に遭った」
「俺は土方さんの熱い愛の告白が聞けて満足ですけど」
「言ってろ馬鹿。俺ァ最悪な気分だ」
そう言う土方の横顔が少しにやけている事は指摘しないでおいた。
悪態カモフラージュ
(こうでもしねーと言ってくれねェんだから)
[9]前 最初
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