H3「口の中に」
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「あっ……んっ……」
僕は彼女を下から眺めていた。指と指を絡め、リズミカルにお互いを支えあう。しばらくして……
「あ〜ひと休み〜!ねえ、ギュッとして」
彼女はその体勢のまま、僕の胸に倒れこんだ。彼女の長い髪が僕の鼻をくすぐった。僕は彼女をギュッとした。
チュッ、レロレロ
アムアム、モグモグ……?
やべ、また口の中に入った!僕は取り出しながら……
「へへ」
と、笑った。
「いつも私の髪、口に入っちゃっうね!」
と、まだ取り出しきれていない髪を、彼女は優しく指で取り出しながら笑っていた。その姿に僕は……
胸がキュンとなるのだった。
おしまい
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