H2「どいつもこいつも!」
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「たまにはホテルにいこっか!?」
と、夜のドライブで僕が言うと……
「いいよ」
と、ちょっと照れたように彼女が答えた。
「え〜!?ここも満室〜」
僕と彼女は顔を見合わせた。なんとこのホテルで3軒目だったのだ!
「なんで今日に限って満室なんだよ〜」
と、僕が文句を言ってると……
「みんな考える事がおんなじなんだよ〜」
と、彼女が言った。
「どいつもこいつも!」
と、僕が毒づいていると……
「どいつもこいつも〜」
と、彼女も言った。
「だから私たちもキスしないとね!」
チュッ!
ひとまず怒りは収まった。車の中だってあるもんね〜!と、いう訳で車を停められる穴場へ。
「なんだよこれ〜!」
今日に限って、車がいっぱい!すると彼女が……
「あらあら〜。どいつもこいつも〜幸せいっぱいだね!」
と、楽しそうに言ったのだった。
おしまい
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