蟷螂
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達はサイコ・マンティスの手の上だったのね。それにしても操られていたとはいえ、二人がかりで挑んで見事に敗北するなんて、もうロッテの事は言えないわね……」
「それは………もういい、済んだ事だ。それより……」
俺は傍に駆け寄ってきた少女の頭を軽く撫でる。そして彼女の髪をかき上げ、リーゼ姉妹に顔を良く見えるようにした。
「ッ! こ、この子は……アリア!!」
「そんな……まさか!!」
だが少女の顔を見た瞬間、二人の顔が驚愕に彩られる。一体何がそこまで衝撃的なのか、俺はすぐに尋ねた。
「サバタには伝えたよね、私達はヤガミ以外にケジメをつけなくちゃいけない過去があるって。それがこの子……マキナ・ソレノイド」
「そして11年前の闇の書の主の名は、エックス・ソレノイド。そう……この子は闇の書の先代主の娘よ」
「……ッ!」
どうやら今回の物事は、俺が想像していたよりはるかに複雑で絡み合っていたらしい。
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