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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
最終話 平凡な日常を望む転生者
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大学出た方が、将来色々と幅が広がるだろうが、別に必須って訳じゃ無い。それに俺は家族みんなでのんびり過ごせればそれでいい」

そう、俺にとってそれが第一だ。

「まあ先ずはこの身体を治すのが先だ。そろそろ戻ろう。今日はちょっと肌寒い」
「分かりました」

こうして取り敢えず家族会議は終了した。アギトを除いてだが。


しかしのちに俺は星達の行動に驚愕する事になるのだった………





















そして月日が流れ………
















「さて、いよいよですね」
「ああ」

広いスペースのある競技場の様な場所。ここは以前、初のバリアアーマーと大悟が戦った場所であり、本日、機動六課、七課のエキシビションマッチが行われる会場でもある。

「さて、お前のお手製の部隊の状態はどうなんだ?」
「みんな良いコンディションですよ。七課の方は大丈夫ですか?」
「心配ない、良い戦いが見られると思うぞ?」

と互いに牽制しあっているのは六課、七課の部隊長の2人であった。
ゆりかご事件後、互いの争うはある程度は鎮静化したのだが、関係は相変わらずで、互いに笑いながら火花を散らしている様な状況下であった。

「全く………」
「はやてちゃんおおからに………」
「済まぬな、主が………」
「いえ、お互い様ですから………」

その後ろに控えるのはリインとシグナム、そしてグレアムの娘、オーリスであった。
互いに苦労した顔で、上司の2人を見る。

『それではエキシビションマッチを始める!!』

そして少し離れた上にある観覧席からヴェリエ元帥がモニターに写り、話し始めた。
その後ろには大悟が控えている。

『その前に、ルール変更を。始めは2小隊による戦いを予定していたのだが、ゆりかご事件の折、クレインの造ったバリアアーマーが操られたのは諸君も知っているだろう。そしてそれは機動七課も例外では無い。ただ、ベーオウルブズに関してはイーグレイラボによって造られたバリアアーマーを使っていた為、難を逃れた。現在、イーグレイラボに製造、開発の依頼を出しているが、とても間に合う状態では無かった。よって、1小隊での戦闘をする事にする!!』

見ている者達に特に動揺は無かった。これは既に決められた事でもあり、一応通達されていたからだ。
そしてその続きを再び話し始めた。

『更に、今回聖王器の担い手として選ばれた佐藤加奈、バルト・ベルバインに関しては既に新人離れしているとし、不参加とさせてもらう』

この通達にバルトは納得が出来ないと暴れ、なのはとの激しい戦いに勃発していたりする。

『そして、ベーオウルブズには人数が足ら
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