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オッス!オラ、フリード!いっちょ踏み台すっぞ!!
黒タイツのエクソシスト
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ク、デュリオ呆けっとしてないで、あいつ凹すの手伝って」

「あ、うん」

「あ、ああ」

二人とも大丈夫ですかね?

「行くぞ!」

ディアボロスが開始の合図を唱えたと同時に、奴の体から魔力があふれた。その光景に身構える俺たち。

「グラビジャ」

俺たちを中心に発生する重力が俺たちの体力を一気に奪う!

「一発目からこれかよ。まずは、回復を…ってあれ?」

ジョブチェンジしたはずなのに黒タイツが消えず、白タイツになった。

「何で、ロープが出ないんだよ!このまま戦えって!?これがほんとのすっぴんってか?!やかましいわ!」

「フリードちん!ふざけてないで回復して!」

いや、ふざけてねえよ!こんな格好でも一応白魔法使えるのね。衣装チェンジとはいったい…うごご…

「ケアルラ!」

二人にケアルラを変え気体力を回復させる。

「なんだ、あの魔法は見たことがないな」

「あれは、重力魔法だな。一応俺も使えるしあいつに有効打を与えれるけど決定打は無理。重力ならデュリオの煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)なんとかならない?」

「やってみる」

デュリオがサポートに集中できれば俺がオフェンスとディフェンスの両方をしながら戦えるな。

「じゃあ、反撃といきますか!」

「「おう!」」

とりあえず、ジョブを黒魔導士に戻して…タイツも黒に戻るのね。

「まずは、手始め!グラビデ!」

ディアボロスのものと比べるとかなり小規模ではあるが重力が発生する。

「むっ」

反応から見るにあんま効いてないな。グラビデって結構魔力食うんだよ。だからあんまり乱発できない。

「畳みかけるっすよ!」

デュリオが煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)を使い俺のより数倍威力の強い重力を生み出していた!あいつほんとに天才肌だよな。実戦でいきなり成功させるってどんだけだよ。

「ぬうううっ」

かなり効いてるな。

「ジーク!」

「任せておけ!ディルヴィング!」

ジークが破壊の魔剣で追撃を仕掛ける。

「甘い!」

だが、ディアボロスが寸でのところでジークの攻撃を躱した。標的をなくしたジークの攻撃はそのまま地面にあたり巨大なクレーターを作り出した。そして、わずかに硬直したジークにディアボロスの鋭い爪が襲い掛かる!

「くっ」

ジークはなんとか剣で受け止めるが、完全に防げずダメージを食らった。

「なかなかの連携だったな。ケアルガ」

グラビデ使ってもゲームと違ってこっちにかけてこないのか。となるとジリ貧じゃねえか!魔力量からいったら確実に向こうに分がある。力を見せるどころか負けて死んでしまいそうだな。

「さて、どうしたもんかね」


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