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オッス!オラ、フリード!いっちょ踏み台すっぞ!!
黒タイツのエクソシスト
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俺がエクソシストになってから数日が経った。寮の奴らからかなり祝福された。デュランダルのことは誰にも話してないけど。

でだ、問題だったあっちの世界んでのデュランダルだったけど問題なく使えた。訓練の幅が広がるって言われたよ。剣術もいいけど魔法も強化したいのよね。ヘイストとか覚えたけどメルトンとか…高望みしすぎだな。

それより、今度初任務が決まった。ジークやデュリオたちと一緒に悪魔刈りでやんす。俺の初陣だな。まあそれは置いといて、ちょっとした催し物を考えた。発案者はもちろん俺である。毎日味気ないのもどうかと思ってね。

「じゃあ、始めよう。第一回!桃●郎電鉄、ドキドキ!誰が罰ゲームだ杯!開幕!!」

語呂が悪いな。次はもっと考えよう。

「「「いえーい!」」」

「よしよし、盛り上がってんな!それじゃあ、ルールを説明しよう。まずAグループとBグループに分かれてゲームをやってもらう。で、上位二名が勝ち進み決勝戦をする。そこで1位になった奴がそれぞれに書いてもらった罰ゲームの内容の入った箱から紙を引く。そして、優勝者がその罰ゲームを実行する人を一人を指名する。あと、副賞として優勝したやつの好きなもの作ってやるよ」

俺の一言に場がざわつきだす。

「へえ、面白そうじゃない」

「なかなか面白そうだな」

「よし、じゃあ始めよう。このゲームは運ゲーの要素があるから誰でも勝てるぞ」

ふっ、アホどもめ。このゲームに運ゲーなどあるものか!徹底的に意地汚い奴が勝つんだよ。前世で死ぬほどこのゲームをやっていた俺をなめてもらっちゃあ困るぞ。そろそろ家事やりたくないと思ってたしちょうどいい口実になるべ。ごちになりま〜す。

Aグループは俺を含む4人で行って俺がぶっちぎりの一位だった。

「ほっほっほ、いやあ俺は運が強いからなあ。ごめんね〜勝っちゃった〜」

「フリード、あんた!騙したわね!」

「おやおや、だましたなどと人聞きの悪い。たまたまですよ。2位のマリアさん」

俺の言葉に唇を噛みしめるマリア。因みに、俺以外はほぼ赤字です。こんな、うまい話あるわけないでしょ。人間疑ってかからないとねぇ(暗黒微笑)

「あんた決勝で覚えてなさいよ!」

おお、怖い怖い。3年決戦では最初に目的地に着いたやつが勝つのだよ。そこいらで、物件を買うのはU流なのだよ。カードがモノを言うんだよ。これはね。さぁて決勝でもひねりつぶしましょうかね。Bグループはのほほんとした試合だった。勝ち抜いたのはデュリオとジークだった。

「3対1になっちゃたね。さあ、決勝を始めましょうか」

「なんだか悪いな。まあでも、勝負の世界だ。手は抜かない」

いいこと言うねジークさんよ。

「私は、皆の分まで戦って絶対勝つわ!」


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