ーアインクラッドー
1.はじまりは
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れば、その世界に行ける。
本の数分の間、そうして今日のことを考えると自然と頬が緩んでしまっていたようだ。
「何一人でニヤニヤしてやがる。きめぇゾ」
「なっ!リボーン!別にニヤニヤしてなんか・・・・・・」
小さな赤ん坊に頭を蹴られながら、暴言を吐かれた。赤ん坊のくせにスーツを着て、頭にボルサリーノをかぶっている。その帽子の上には緑色のカメレオン。俺の家庭教師兼最強のヒットマンである、リボーンとその相棒のレオンだ。
リボーンは俺をマフィアのトップであるボンゴレファミリーの十代目に育てるために日本まで来たらしい。俺がそれを拒んだ今は、ネオ・ボンゴレプリーモに育てるとか言っている。どちらにしてもなる気はないが。
そんな風にいつものやり取りをしていると、既に家を出る時間になっていた。行っていきます、と言いながら家を出て通学路を歩く。途中でいつもの友達と会い、学校へ行った。今日の授業は難しいものは無く、半日ということもあり、楽だった。
だから、今日はいい日だと思っていたんだ・・・・・・あの時までは――
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