雷撃皇牙
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なる。
「ろ、ロード殿……ですよね?」
レンリが言うと、口を開く。
『俺はロードであってロードではない存在』
そう答えると、ダークが立ち上がって言う。
「まさか……ライト、なのか……?」
ダークの問いに、その人物は首を横に振る。
『否だ、俺はコード:ゼロ。もう一つの名は……『停滞した者』、と呼ばれている』
ゼロは言うと、更に続ける。
『更に言えば……俺はライトのその先だ』
それを言うと、ダークは目を見開く。
『……だが、それを言うのは干渉に値する。下手をすれば、他の神に接触を切られないとも限らない。よく聞け、ダーク』
ゼロは言うと、ダークは頷く。
『ライト……天城来人が目覚める可能性が在るのは、『繋がり』だ。何かの連結を、繋がりを、途絶えさせるな。それが、目覚める唯一の可能性だ』
「……何の繋がりを、守ればいい?」
すると、ゼロは言う。
『希望だ』
ゼロは言うと、ダークは笑う。
「あっははははははっ!!」
「ダーク君!?」
アスナが驚き、他の騎士らもポカーンとする。
そして、ダークは言う。
「希望……希望か!!ハハッ!まさに馬鹿だな!!アハハッ!!アー……」
笑いを収めると、ダークは言う。
「任せろ、誰かとか関係無く、俺が守ってやるよ、そのライトの希望って奴を!」
『……此方でも、お前が生きていればさぞ愉快だっただろうな』
ゼロは言うと、装備が戻り、元のロードに戻る。
「ふぇっ!?な、何々!?」
「……ロード。勝つぞ、この戦い」
何も理解していないロードに対し、ダークは改めて、戦うことを決意した。
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