3部分:第三章
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もなく難しい話だったが今は違うな」
これは彼の心が変わったからだ。全く異なってきていた。
「俺も今から」
「歩けるのね」
「少しだけならな」
それが今の彼の返事であった。
「歩けるさ」
「だったら。歩くといいわ」
少女はにこりと笑ってイワノフに声をかけるのだった。
「そうしてね。見て」
「わかったさ。それじゃあな」
イワノフもその言葉を受け入れる。そうして前に向かって歩く。瓦礫まみれの道であったがそれでも歩く。その後ろには少女が笑っているが今は彼女の方を見なかった。
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