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魔法少女リリカルなのは 桜色の星光と黒き月光と紅い炎
第二話(改訂版)
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声の切り返しに青年は苦笑し、通信を切った。
「”鍵”は見つかった。もう少しだ……」
ノイズを流すモニターに背を向けて、近くの机に立て掛けてあった写真立てを手に取る。
写真立てに入っていたのは半分焼け焦げた、女性と子供と、誰かの足が写った写真だった。
「もう少ししたら、管理局は燃え落ちる……。それまで……待っていてくれ……」
そうしてしばらく写真の眺めた後、写真立てを寝かせて置くと、声の主は部屋を出た。
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