第29話 気の強い女子ほど意外なものに弱い
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‥‥‥‥」
誰かが俺の手を掴んでくれた。
涙と雨で視界が滲んで顔がよく見えなかった。
しかし、確かに両手で掴まれていた。
「しっかりしろ!ジェーンッ!!」
その声の主は、ホークアイだった。
彼は俺の震える手をがっしりと掴んでくれていた。
ゴツゴツしていて、それでいて、温かい手。
「大丈夫か!?ジェーン!!」
「もう少し頑張れよ、ジェーン!!」
「踏ん張れよ、ジェーン!!」
迅、アスラ、リオさんもその後ろから声をかけて来た。
その後ろでマリーは笑顔でこう言った。
「大丈夫。みんな、ここにいるよ?」
その一言を最後に、俺は意識を失ってしまった。
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