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『ひとつ』
『強さと弱さ』

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君の心が痛がってる。
背負ってきたモノが凄く重たいからだよね。
僕にも少し預けてよ。
大丈夫だから突き放さないで。

強がらないで。
弱さは優しさだから、何も恥ずかしくない。
君の全てとは言わないけど、多少の弱さは見せて欲しい。

人前で泣けず、気丈で強くみえる。
損だよね。
こんなに辛いのに。
でも一人でうずくまらないで。
その偽物の強さは要らない。

大きな不信。
其れは何とか自信に変える。
心を刺す過去の痛み。
何ひとつ忘れはしない。
プライドも簡単に崩れ去った。

悲惨な本能。
思わず目を塞ぐ。

偽物の強さはいらない。


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