暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピースの世界に
1話
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のか、ありがとう」

「クソガキ・・・テメェは誰だ」

「さあ、誰だろうな」

「チッふざけやがって、おい、こいつから殺せ」

言葉ともに周りの山賊が一斉にかかってきた。

(初めての実践だし、いろいろ試してみるか・・・)

斬りかかってきた敵に対して

「鉄塊」

全部の攻撃を受け止めたあと、両手の人差し指に力を込めて

「指銃」

目の前の敵を倒し、離れた場所にいる残りに向かって

「嵐脚」

周りのモブを倒して、残りは1人・・・

(コイツって確か賞金首だったよな)

「あんたってさ、いくらの賞金首なんだ?」

「えっ・・・はっ800万だ」

「まあ、0よりかはいいか・・・獣巌」

最後の一人も意識を失い地面に倒れた。

山賊全員を倒して振り向くと、ルフィを始めマキノや村の住人も唖然としていた

(まぁ、いきなりこんなの見せられたら驚くよな)

「ルフィ怪我はないか?」

「うん、無い」

「なら良かった」

「お前強いんだな」

「修業してるからね」

ルフィと話していると、シャンクス達が現れた。

「港に迎えがないから何事かと思えば、倒れているのは山賊だよな」

「シャンクス」

「船長さん」

「一体何があったんだ?」

ルフィとマキノがシャンクスに説明をしているあいだに、俺は村長に近寄っていった。

「すまんな、ルフィが助けられた」

「いや、俺が勝手にしたことなんで気にしないでください。それより、この山賊は800万の賞金首らしいので、軍に引き渡してそれを俺が壊した建物の修繕費にでもして下さい」

「わかった、軍にはわしから連絡しておこう」

「お願いします」

村長と話しているとシャンクスとルフィが近づいてきた。

「ルフィを助けてくれたんだってな、ありがとう、俺の友達を救ってくれて」

「スゲェー強かったんだぜ」

「この人がルフィの言ってたシャンクスか?」

「ああ、そうだ、赤髪海賊団のシャンクスだ」

「へ〜(やっぱり強そうだし、格好良いよな)」

俺がジロジロ見ていると

「ん?どうした、俺の顔に何かついてるか?」

「いや、ルフィの言ったとおり強そうだなと思って」

「そうか・・・お前も強そうだな」

「もっと強くなりたいとは思うけどね」

「フフッ・・・ところで、お前の名はまだ聞いてないな」

「あっ・・・俺も聞いてない、名前はなんだ?」

「・・・・・・・・名前か・・・・なんだろう?(名前か・・・そういえば決めてなかったな、どうしようかな)」

俺が悩んでいるのを、ルフィとシャンクスだけではなく、赤髪海賊団やマキノ、周りにいた村人も俺を
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