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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
行方と・・・悲しみ・・・
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「・・・・・・・・・。」

俺は誰もいない草原に立っていた。

「・・・・・・っ!!!!!」

































「うおおおああああああああああああああっ!!!!!!」

そして、大声で泣いた。

「俺は・・・俺は何てことをしたんだ!!!!
 忘れていたなんて、もっての外だぁぁぁ!!!!!」

俺は・・・・・・あの14年前の・・・俺がやってしまったことを思い出した・・・
いや、思い出してしまったのだった・・・。

「父さん・・・・・・母さん・・・・・・!!!!」

もう・・・2人には・・・・・・・・・会えないのだ・・・・・・・。

















































14年前、6月30日・・・


「つ・・・疲れたぁ・・・。」

俺は、そう言い、その場に倒れる。

「コージ、そこで寝るな。」

「でも、疲れたから・・・・・・少しだけ待ってくれ・・・・・・。」

「・・・まったく。」

その場に倒れている俺に話しかけるのは、俺の父さん、闇竜 インフェルーノ。
全身黒色の体で赤色の目をして、全長が20〜30メートルぐらいはある。
少し無口ではある。

「あらコージ、またつかれちゃったの?」

「母さん・・・今日も今日だよ・・・・・・。」

俺に声をかけてきたのは、俺の母さん、光竜 フェルナール。
全身白色の体で、青い目と、頭には金色の長い髪があるのが特徴。
普段は穏やかではあるけど・・・・・・・・・怒るとすごく恐い・・・・・・・・・。

「何か変なこと言ったかしら?」

「な、何を言ってるの!!?」

なぜか黒いオーラを出している母さんを見て、俺は驚き、恐怖した。

「おいコージ、何をしたんだ・・・。」

「父さんまで!!!俺は何も言ってないのに!!!!」

「フッ。」

俺の言葉に父さんは笑う。こんなのが、俺と父さんと母さんの日常のようなものだった。
俺に滅竜魔法を覚えさせたり、会話をしたり・・・・・・とても平和だった・・・・・・





























































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