第6章 無限時計編
行方と・・・悲しみ・・・
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
・・・?」
「それよりも、キュベリオス・・・・・・いや、キナナだったな。
コブラはうっかり、キュベリオスと言ってしまい、キナナにと言い直す。
「聞きてぇ事があるんだ。」
「何?」
「キュベリオス・・・まぁ、蛇だったころ、覚えてんのか?」
「ううん・・・・・・覚えてないの・・・。
実は私、魔法で蛇に変えられちゃって、偶然、マスターが助けてくれたの。
でも1つだけ覚えていた事はあったの。
必ず、私を迎えに来てくれるって・・・流れ星に乗って迎えに来てくれるって。
そして今日・・・流れ星が見えて、落ち場所に来て・・・貴方と出会った。
やっと・・・会えたの・・・!」
「そうか・・・。」
コブラはキナナの話を聞いた。
「(キュベリオスの頃は覚えてねえんなら・・・
お前は・・・本当は俺といない方がいいかもしれないが・・・
お前の気持ち・・・・・・大事にしてぇからな・・・!)」
コブラは心の中でそう思った。
「ところで・・・これから、どこへ行くの?」
「そうだな・・・・・・。」
キナナの言葉に、コブラは空を見上げる。
一方、コージは・・・
「うぅ・・・ん?」
「気が付いた。」
「・・・ウェンディ・・・・・・?」
「え?」
一瞬、ウェンディに見えたが、違う人だった。
黒髪でショートヘア、顔がウェンディに似ている女の人だった。
「あ・・・・・・すみません、人違いでした・・・・・・。
顔が妹に似ていたので・・・・・・。」
「はぁ、そうですか。(あの人も、そんなことを言ってたわね・・・。)」
コージの言葉に女性は心の中でそう思った。
「ここは・・・・・・?」
俺は周りを見ると、地面から浮き上がるかのようにできている長い机と多くの椅子、
そして、ステンドグラスを見た。
「教会よ。」
「やはりですか・・・ん?」
俺はステンドグラスにあったあるマークを見た。
ゼントピアのマークだった。
「(ここもゼントピア関係か・・・。)」
「私はカーチャ。星霊魔導士だったわ。」
「だった・・・?」
「うん・・・魔力がなくなっちゃったの・・・。」
「そう・・・ですか・・・俺はコージです。
助けてくださって、ありがとうございます・・・・・・。」
俺は立ち上がる。
「あの・・・。」
「?」
「さっき、私の顔が妹に似ているって・・・」
「え・・・ああ、はい・・・似ているんです・・・。」
「前にも、私の顔を見て知り合いに似てたって言ってた事があったの。」
「そう、です
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ