闇の神の戦略
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する。
「僕は此処だよ」
声のした方を向くと、そこにはユージオと、漆黒騎士団団長ジョーが立っていた。
「ジョー、お前……」
「い、嫌々誤解っすよ団長!!ユージオの旦那が補給部隊に紛れていたんでさぁ」
ジョーが言うと、アリスが言う。
「ユージオ!キリトの護衛をしてるはずでは!?」
「ゴメン、少し夜風に当たりたかったからさ」
ユージオが申し訳無さそうに言うと、ダークは言う。
「……取り合えず、今後の方針を決めないとだな」
ダークが言うと、一同が頷く。
が……
「そうよ!“コード871”!」
アリスがまたまた遮った。
「……アリス、会議をしようとする最中に遮るな」
「違う!コード871!最高司祭は、右眼の封印の事をそう呼んでいたわ。“あの者”が施した、って!その時は意味が分からなかったけど……これもリアルワールドの言葉じゃないの!?」
アリスの言葉に、ダークはアスナを見る。
途端、アスナの顔が驚愕の顔に変わる。
「……ジョー、ゲート開けろ!!」
アスナの呟きが聞こえたダークは、すぐにジョーに叫ぶ。
「ああもう!面倒な事しか起こさねぇ自衛官だな!!」
眼鏡の役人(笑)に叫ぶと、腕を振るう。途端、ダークが分離し、その分離した方がゲートを通って消えた。
「ダーク君、何したの!?」
「分身体を送った!ラース側の人間がスパイなら、当然次の行動を移す筈、阻止しねぇと不味いだろが!!」
ダークは叫び返すと、息を吐いて言う。
「アスナ、説明してろ」
ダークは言うと、その場から離れた。
†††
「……面倒な事になったよね」
黒い荒野の夜の下。ロードはダークに言う。
「最初はライトと僕が巻き込まれて……今度はアスナやダークまでもが巻き込まれた」
「……彼奴も、後悔はしてないだろ。愛する人を守るために来てるんだから」
ダークはそう言うと、立ち上がってSAO装備を着込む。
「……ロード」
「ん、何?」
「俺は、お前たちに……」
「言わないで」
ロードが言葉を遮る。
「その言葉を口にしたら、今までの冒険が無駄になるでしょ?」
「……そうだったな。珍しく弱気になってたよ」
ダークは言うと、腕輪に着信が入る。
「……ダーク」
『此方シャドウ。問題発生』
「どうした」
ダークは問うと、シャドウは口を開く。
『コードネーム強奪者、AWの創られたデータフィールドのURLをアメリカに送信、ベータテストと銘を打って、リアルワールドプレイヤーを召喚するつもりです』
シャドウの冷静な報告で、ダークとロードは同時に
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