第5話
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勝負を申し込んだ。しかしそれも負けその敵討ちを準が行うが結果負け。Fクラスが調子に乗り始めSクラスはもう一度勝負を申し込んだ。
Fクラスはそれに決闘で応じることにしたのだ。すでに3勝しているため主導権はあちらにある。
川神百代が対戦相手でふさわしい相手が俺しかいないと言う話になってしまった。
「なあ、葵。俺はあんまりなんだが?」
「まあ相手は武神ですので大けがを負わないように闘ってください」
仕方ないか。すでに逃げ場は全て潰されている。ここで俺が何を言っても今後クラスの評価が下がるだけである。
「ではこれより3-F川神百代対2-S羽柱龍夜との決闘を行う。両者準備は良いか?」
俺は十文字槍を構え、先輩は拳を構える。
「ああ」
「いつでも」
「では、始め!」
「先手必勝!川神流無双正拳突き!!」
川神先輩の初撃は普段見せるなかでも最速の者だった。全く反応することなく俺の腹に突き刺さる。
「え!?」
先輩の顔が驚愕に歪む。俺がまさか本当に反応しないだなんて思わなかっただろう。
俺もこの一回は時期が来た時のための借金として返してもらう予定だ。
万全を期すために拳に反応する素振りすら見せなかったんだ。
もろに正拳突きが入ったため背骨は致命的だろう。流石のダメージに気を失った。
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