暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第百九話 救済
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存在出来ない。
光が心を照らし、闇が心に安らぎを与える。
光と闇は表裏一体。
兄弟のような存在なのだ。
どちらか一方を否定してはいけない。

マグナモン[……エクストリーム・ジハード!!!!]

全てを浄化する光がアポカリモンを飲み込んだ。
あまりの凄まじい威力に再生能力はまるで追い付けず、アポカリモンは消滅した。
そしてアポカリモンが消滅した場所に現れたどす黒いエネルギー。

大輔「今だ!!」

融合を解いて、全員がD-3を構えた。
D-3が光り輝き、暗黒のエネルギーを吸収、浄化していく。
長年アポカリモンに蓄積していた暗黒エネルギーは凄まじく、完全に吸収、浄化するまでかなりの時間を要した。






























大輔「…ふう」

そしてアポカリモンの暗黒エネルギーを浄化し終えた大輔達はD-3を下ろす。
するとD-3のディスプレイに紋章が浮かび上がる。

スバル「何?これ?」

ユーノ「これは…まさか…」

すずか「もしかして…」

すずかがパソコンを取り出してD-3を調べると、進化経路が増えているのだ。
全員が究極体への進化が可能になり、性能が大幅に向上している。

なのは「凄いよ!!私達、更にパワーアップしちゃった!!」

ルカ「はい。これならどんな敵が来てもある程度対処出来ますね」

大輔「…よっと」

アポカリモンのデジタマを受け止め、優しく撫でた。
今度は幸せになれるよう、全力で祈る。

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