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ものがあっても
第七章
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を逃した。これは二人にとって残念なことだ。
 だがアンジュリーナは競技の後でモモカに強い顔で言った。
「あの方に助けて頂きました」
「本当に危なかったですね」
 モモカも胸を撫で下ろした顔だ、彼女の隣にいるシルヴィアも。
「あの方がおられないと」
「どうなっていたか」
「本当にそうでしたね」
「あの方は素晴らしい方です」
 アンジュリーナは真顔で言い切った。
「これ以上はないまでに。ですから」
「まさか」
「いえ、何か」
「恋愛感情ではないですか」
「あの方だからこそです」
 サラだからだというのだ。
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