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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
ピピルマピピルマプリリンパ?…いえ、テクマクマヤコンです。
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考えても見た目に惚れたワケでは無いでしょう。彼はマリーの内面に惚れ込んだのよ!」
ゔ…内面がドス黒かったので、面と向かって言われるとキツイ…
「内面に…」
「そうよ…勿論リュリュの内面も素晴らしい娘だけど、ティミーの心を掴んだのは貴女の内面なのよ…自信を持って!」

「はい…」
“はい”と言ったが、あんま納得してないアルルさん。
何…今日で破局なの?

「それにアルルちゃん!あまり私の息子を侮辱しないでもらいたいわね!」
「侮辱!?わ、私は別に…」
「貴女は私の息子が、見た目重視で女の子に惚れると思ってるでしょ!…現に、リュリュの姿を見て『勝てない』って言い切ったわ!」
いや事実だし…

「そ、そんなつもりで言ったのでは…」
「分かってるわよ…アルルちゃんが…いえ、皆さんがティミーの事をどう思っているのかは!」
「「「え!?」」」
何だ?お母さんのご立腹がこっちにまで飛び火したか?

「皆さん、こう思ってるのでしょう…極度のシスコンで巨乳フェチ!それが私の息子、ティミーだと!」
だってそうじゃん…シスコンじゃ無いけど、巨乳フェチじゃん!
ポピーお姉ちゃんに乳押し付けられると、嬉し恥ずかしでお顔真っ赤っかだぞ。

「マリー…」
「は〜い」
いきなり呼ばれて正直ビビッた。
でも直ぐに理解出来たので、再度杖を翳して集中する。

さっき程肩こりに悩まされなくはなったけど、それでもまだ重力を多分に感じるオッパイ・ボーン!
そう…今度はポピーお姉ちゃんに変身するマリーちゃん。

「こ、これがポピーさん…!?」
説明せずとも誰だか判る美女…お兄ちゃんとそっくりな双子の美少女ポピーお姉ちゃんです!
マイダーリンが溜息がちに呟く…

「ポピーもリュリュと同い年の、ティミーの妹よ!でもティミーが大嫌いな女…」
「こ、こんな美女に囲まれて生きてきたのか!?ずりーなぁ…」
くっそ〜ぅ…ぜってーもっと美女になってやる!ウルフの視線が他の女に行かないくらい!!

「全部妹だよ!」
「そ!この娘も妹………シスコン男が放っとくわけないわ!でもティミーはポピーに惚れてない!むしろ………」
うん、むしろ嫌ってる。性格の不一致ね…

「つまり…私が思っていたティミー像は間違っていた…と?」
「そうよ!ティミーがシスコンに見えたのは、初恋がリュリュだから…でも、初恋時には妹だとは知らなかった。それと…優しい子だから、マリーに対して甘く接した所為ね!マリーをリュカ色に染めないようにと努力してたから…」
「手遅れでしたけど…」
ちょ、冗談言わないでよ!
流石にあそこまでは………ねぇ?

「ふふふ……アルルちゃん、ティミーはね…全くと言って良いほど父親に似てないわ。でもね、たった1つだけそっくりな所がある
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