四話 待ち伏せされた帰り道
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志武槻「いィィィずゥゥゥみィィィぃ…」
「ねぇ、志武ちゃん…何で電柱の上で既にスタンバってるの?何で上から行くってバレちゃったの?」
中央東口の二本の電柱で、対立していた…
志武槻の頭からは、大量の血が流れている…
普通の人間だったら立っていられないほどの出血だ
考えるよりも、聞いた方が早いか?
それと、何でここにスタンバってるのかは、多分小麦の部下が言ってしまったのだろう
「そっか、あいつら吐いちゃったか。…それはいいんだけど…志武ちゃん何で頭から血ぃだしてんのさ?病院行きなよ。」
志武槻「てめぇの刺客の奴にノーテン、撃たれたんだよォ!!」
ふむ…小麦の部下…長々やるな
あの志武槻にここまでの怪我を負わせる事が出来るとは…
「そっか、災難だったねぇ。」
そう言って笑っていると、志武槻は、プルプルと震えて、睨み付けてきた
「おー、怖い顔してるねぇ。志武ちゃん。ほら、スマイル!スマイル!」
握りしめた拳から血がにじみ出てきた…
それと同時に、顔がピクピクと口をつり上げて笑っていた…
「…ぷっ、変な顔。」
思わず笑ってしまった
完璧に志武槻の逆鱗に触れたようだ
「てめぇぇぇぇぇぶっっっっっっっ殺すッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
志武槻は、電線の上を走ってこっちに向かってくる
「…志武ちゃんさ…怒ると何も見えなく癖変わってないよねぇ。」
そう言って小麦から受け取った麻痺ナイフをコートの内側から取り出す…
「このスピードでナイフに当たったら大変なことになっちゃうよねぇ。
だからこのないふを投げるのは止めておこ…
アー,テガスベッター」
志武槻に向かって思いっきりナイフを投げつけた
ナイフは、志武槻の胸に刺さったが、刃が五センチもいかないところでナイフが抜け、地面に落ちてしまった
落ちていったナイフは、電線を掠め取っていき、志武槻が一歩踏み込んだ瞬間電線が切れ志武槻は、地面に落ちた
志武槻は、ナイフよりも先に落ちてたため、倒れている志武槻の背中にナイフが突き刺さった
直ぐに志武槻は、起き上がっり、僕が立っている電柱を根元から持ち上げた…
志武槻「いぃィィィずゥゥゥゥゥみぃィィィ!!!!!!!!!」
もちろん僕は、違う電柱へジャンプして飛び移った
「どんな身体の鍛え方してんの?」
志武槻「待てやコラ…うっ、」
でもなぁ…惜しいんだよなぁ
肩に刺さっているナイフのせいで僕を仕留められないんだから…
志武槻は、いきなり倒れ持っていた電柱に押し潰された
「超強力麻痺ナイフ…象も一瞬で気絶して三日は動けない…
…何で直ぐ麻痺らないんだ?」
とりあえず逃げるべし!
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