決着
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ンが構えている。
「………」
俺は目を閉じて感覚を研ぎ澄ます。
考えるのはアイツのしゃべり方や動き。
俺の戦い方を熟知していたのは俺と戦ったことがあるからだ。
だとすればSAOでの事に限られる。そして俺もアイツの戦い方を覚えている。
「……」
ラフィンコフィン…SAO時代の殺人ギルド。
幹部にはd人のプレイヤーがいて…それぞれに手練れの剣士がいた。
その中であの動き方や足の運び…該当するのは一人だけ…。
「赤目のザザ………っふ!!」
感じ取った殺気に全力で頭を剃らす。
ほほを掠めて通りすぎた弾丸は俺の後方へと飛んでいった。
「行くぞ!」
俺は飛び出し、バレットラインの示す位置へと走り出した。
フォンッ!フォンッ!と弾丸が打ち出され、俺は回避しながら、時に手甲で剃らしながら突き進む。
軈て後ろから俺を追い抜くようにバギーが通りすぎ、一直線に死銃に向かっていく。
座席に立ちながら襲い来る弾丸をキリトが過去利払いながら前進し、俺にも死銃の姿が見える位置までたどり着く。
そこでいきなり死銃の持つスナイパーライフルが破壊された。
「ナイスショット!シノン!」
キリトは飛び上がり、その勢いに任せながら死銃との距離を積めた。
「はぁあ!」
キリトは偽以バーチカルスクエアを放つ。
軽々と回避した死銃が腰からエストックを取り出した。
「エストック!やっぱりか!」
俺は走りながら確信した。
死銃はSAO時代の赤目のザザだ。あの動き、あのしゃべり方。
全てが俺の記憶と一致している!
「でやぁあ!!」
キリトの後方からフォックスが表れ、拳銃を構える。
死銃はその手を払いながら掴み上げ、投げ飛ばした。
「せぁ!」
キリトは背を向けた死銃に斬りかかるが、死銃は高く飛び上がったため、当たらなかった。
「ダイナミックエントリー!」
漸く到着した俺の全力助走つき飛び蹴りを死銃にお見舞いする。
空中に浮かんでいた死銃は避けることができず、もろに受けて数メートル吹き飛んだ。
吹き飛んだ先にあったのはキリト達が乗ってきたバギーで―――
「シノン!」
”ダァンッ!”
”ドガアァンッ!”
シノンの狙撃がバギーを破壊し、死銃を巻き込んだ。
立ち上がる炎から這い上がった死銃はエストックを構える。
「ご自慢のマントも燃えて無くなったな」
「お前たちは、俺を、倒しても、捕まえることは、出来ない」
「残念だがお前のリアルネームも、住所も全て割り出される。
大人しくお縄につくことだな」
「最後だ!」
俺達は一斉に走り出す。
先ずはキリトが斬りかかる。
善戦をする死銃にバレットラインが通過し、死銃の動
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