祭の賑わいと解ける緊張
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…打ち上げの大きいやつ的な?」
「お前もよく知らないのかよ」
一気に騒がしくなる部室。
あれだけ気まずい雰囲気が流れていたのに、何事もなかったかの様に集まった奉仕部のメンバー。
誰一人欠けることもなく、誰一人嫌がらない。
そんな何時もと同じようなこの時間が、俺にはかけがえのないものの様に思える。
「これで…守れ……だ…な」
そんな気持ちが溢れ帰り、今まで張ってきた緊張が全て解け、俺は―――
ドサッ
「ちょ、鳴滝!?」
「鳴滝君!どうしたの!?」
「ツクモン!そうだ!先生!」
おかしいな…床が真横にある…三人は慌ててるし、どうしたんだ?
あー、眠い……明日は振替休日だし……のんびりすごそうかなぁ……。
「どうした!」
「先生!ツクモンが!」
更に騒がしくなる周りを気にせず、俺の意識は完全に遠退いていった。
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