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NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~
No,13雨ときどき雷のち炎
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強風で吹き飛ばされたボルトたちは同じくはぐれたヒナタと合流、互いに巻物を持っていないため休戦し互いにはぐれた仲間を探している。互いに緊急時の集合場所が同じだったためとりあえず塔を目指している。現在雨が降っており他のメンバーが活動を避けている時を狙って移動している。
「やっぱりボルトの読みどうりみんな雨の活動を避けているみたい」
ヒナタが白眼で周りを確認しみんなの活動が停止しているのを確認して進んでいる。
「母ちゃん雨の中活動している奴がいるってばさ!!」
ボルトたちが立ち止まると三人の忍がいた。額当ては見たことがない里のものだ。
「巻物を渡せば古くからのしきたりで貴様らは見逃してやろう」
「ミーたち古の里に逆らわないことネ☆」
「さてあんたたちこいつらが天の書なら一気に塔に向かうよ!!」
そう言うと三人は印を結ぶ。
「古くから人は天候を操るために試行錯誤を繰り返してきた・・そしてこれこそがその結果!!」
「「「忍法・天候操作術!!」」」
突然雨雲が黒くなり始めた。そして次の瞬間目の前に豪音と共に雷が落ちた。
「サンダーはどこに落ちるかわからないネ☆」
「あんたたちに勝ち目はないよだからさっさと巻物をわたしな!!」
さっきの雷で勝ちを確信したのか余裕を見せる古の里の三人。
「火遁・豪火滅却!!」
「「「「「・・・・え?」」」」」
ヒマワリがなんのためらいもなく積乱雲に火遁を放つと一瞬で積乱雲が消えた。
「お兄ちゃん回天で私たち守って」
「わかったってばさ!!」
ヒマワリに言われ回転で防御するボルト。次の瞬間とんでもない量の炎がまるで雨のように降り注いだ。雨が止むと目の前には地の書が転がっており三人とも倒れていた。
「ヒマワリ・・・今のどうやったんだってばさ?」
「雲の主成分は水だから火遁で全部蒸発させただけだよ」
ヒマワリは歴史以外は完璧にこなせる。だからこそこんな芸当もできるのだ。

試験終了約二時間前
ボルト達ははぐれた仲間と合流するため塔の入口で待機していた。
「ここに誰か来る!!」
すぐに戦闘態勢をとるボルトたち。すると目の前に二人の忍が現れた、二人共木ノ葉の忍だ。
「・・待ち伏せか?」
「ちょっと待った!!!」
そこに一人の男が飛び込んできた。ーーナルトだ。
「おいウスラトンカチ勝手に先走るな」
ナルトだけでなくサスケにサクラもいる。
「二人共悪いけどの三人には手を出すのをやめてくれ」
さらにもう一人、カブトもいる。そのカブトに誰かが殴りかかる。
「悪いけどこの子達僕のチームメイトなんだ」
「大丈夫彼らに危害を加える気はないから」
ミクトだ。後ろからはキバたちも来ている。
「お、サクラじゃねぇかお前ナルトたちのとこにいたのか」
「ボルトたちといると思っていたなぜなら俺たち
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