よんわ
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「ばれても、通常運転」
ドウセツ「貴女……ギャルゲー好きで女の子好きの変態だったのね」
キリカ「ナ、ナンノコトデショウカ?」
ドウセツ「言葉が片言になっているからにして、本当みたいね……」
ドウセツ「と言うか、貴女の行動から変態だって勘づくわよ」
キリカ「違う変態じゃない!ドウセツが好みなのは何が悪いの!?」
ドウセツ「そう言うところが悪いのよ」
「復讐」
どうやら兄からアスナ、そしてドウセツに伝わったらしい。
誰にも言わなかった秘密なのに言いやがってぇ……!!
キリカ「キリト……覚えておきなさいよ……!!」
翌日
キリト「おい、キリカ!おまえアスナに何言ったんだよ!アスナに会ったらものすごい鬼のような気迫で襲いかかってくるんだけど!?」
キリカ「別に〜、キリトの人生を少し話しただけだよ〜」
「語る」
ドウセツ「で、何でギャルゲー好きなのかしら?あれは現実逃避する男子がやるものでしょ?」
キリカ「そんなことないと思うよ?」
キリカ「つか、ギャルゲーって何か勘違いしているんだよね。単なる萌え〜とか、イラストきゃわいいとか、○○ちゃんは俺の嫁とかそう言うもんじゃないんだよ!ギャルゲーには国民的ドラマにも負けないくらいに素晴らしいストーリーが待ち構えているんだよ。ク○ナドとかリトルバ○ターズはもう鳥肌が立っちゃってマジ泣きするからやってみてよ。シュタイン○ゲートもお勧めだよ」
ドウセツ「え?なんか言った?」
キリカ「聞いてないのかよ!」
「おまわりさん、こちらです」
周囲の素敵スキャンから妙な反応を見つけ、マップを呼び出しては可視モードにしてドウセツにも見えるように設定した。
素敵可能範囲ぎりぎりにプレイヤーの反応があり後方に視線を集中すると、プレイヤーの存在を示す緑色のカーソルがいくつも連続的に点滅する。
ちなみに、後方にはキリトの反応もあったけど、今はいいや。
キリカ「オレンジじゃないから犯罪者プレイヤーの集団じゃない……なら、集団の人数と並び方……」
ドウセツ「並び方には特徴する軍しかないわよ」
ドウセツ「丁度いいタイミングだからパーティ内に変態&未来犯罪者が軍に連れてってもらおうかしらね」
キリカ「私には味方はいないのか!?」
「イメージ」
とりあえず茂みの中に隠れる。十二人の重武装戦士の軍はガシャガシャっと鎧の触れ合う金属音と重そうなブーツの足音を響かせながら整然と行進し、深い森の木々の中に消えていった。
キリカ「行った?」
ドウセツ「行った
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