暁 〜小説投稿サイト〜
千年の魂.
第二シーズン〜時空大冒険〜
第六章 【Douglas of the attack】
第十四話《約束》
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-風刹の小屋-

風刹は、とても真剣な顔になって、古い棚をあさっている

迅「おい、どうしたんだよ突然」

迅が尋ねると風刹は、棚をあさりながらエルンが持つ鍵を無言で指差した

エルン「俺の鍵がどうかしたのか?」

その時、風刹は、棚から、エルンの持つ鍵と同じ紋様が刻まれた錠のついた箱を取り出す

風刹「見つけた、やっぱりだ」

風刹はエルンに近寄り再び口を開く

風刹「おい、この鍵どこで手に入れた?」

エルンは、動揺しながらも風刹の質問に答える

エルン「どこでって、親父が死ぬ寸前にもらったんだよ、『どうにかダグラスを全滅させてくれ』って言われてな」

風刹は続けて質問する

風刹「次だ、その鍵、、、なんの鍵か知ってるか?」

エルンは、首を横に降る

エルン「いや、知らない、でも、これをもらう時、親父と必ずダグラスを全滅させると約束した。」

風刹「もしかしたら、その鍵でこの箱が開くかもしれ無いんだが、試しても良いか?」

迅「開くって、なんでそんなのわかるんだ?」

風刹は、みんなに鍵の紋様と箱の錠の紋様が見えるようにして言った

風刹「見ての通り、同じ紋様が刻まれている、、、、つまり、そういう事だ」

迅たち一同も納得する

エルン「分かった、良いけど、折ったりし無いでくれよ、親父の形見なんだ」

風刹「あぁ、善処する」

エルンは、少し心配そうにしながら鍵を渡す

エルン「できれば、善処じゃなくて、きっぱり折ら無いって言って欲しかったな、、、」

風刹は、そんなエルンを気にせずに箱の錠に鍵を差し込み回す。

ガチャッ!

すると、鍵が回り錠が外れた
一応、鍵も無事のようだ

風刹「やっぱり、睨んだ通りだ
エルン、その鍵、親父にもらったそうだが、親父はどこで手に入れたって言ってたか?」

エルンは、不思議そうにしながら答える

エルン「祖父にもらったって言ってたけど、、、」

風刹は、それを聞いてから箱を開いた
そこにあったのは、

風刹「地図だな、、、、、、これで、全て分かった。」

一同は、何もわからずはてなを浮かべる
しかし、そんな一同を差し置いて、どこかで聴いたBGMが流れ出す。

それと、同時に風刹は、鉛筆を取り出し地図の裏に難しい公式を書き並べ始めた、その速さ、長さ、正確さは、もはや、大学教授レベルだ。

ディディディディ〜ン!ディディディッ!ディディディディンッ!ディッ!ディッ!ディディディディンッ!

貫はすかさず突っ込む

貫「ちょっ!ちょい待てえぇぇぇぇぇぇぇぇええい!やりたいことは、わかるよ!すげー分かる!!でも、格好つける前によく考えろ!お前が描いてるの、よくわかん無いけど、
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