第四話
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何事も無かったかのように起き上がる。
「全く効いて無いか。ミイラだけに不死身って訳か?」
「なら、これならどうだ!!」
続いて、ホークがSFチックな外見の銃を取り出し、引き金を引いた。すると、その銃口からは鉛弾ではなくレーザーが発射され、ミイラの身体を撃ち抜く。撃ち抜かれたミイラは元のメダルの破片へと戻った。
「どうやら、レーザーは効くようだな。」
「よし、俺も!!」
それを見たランダーもまたレーザー銃を取り出してミイラを撃ち抜いて行く。そして、ものの数分でミイラ達は全滅した。
「一体何だったんだ、こいつらは?」
足元に散らばるメダルの破片を見下ろしながらランダーが言う。
「私にも分からないが、このメダルを調べれば何か分かるかもしれないな。」
そんな中、ホークはメダルの破片の一つをつまみ上げるのであった。
「何なんだあいつらは!ただの人間じゃなかったのか!?情報屋の奴、いいかげんな事を言いやがって!!」
ミイラ達を送り込んだ犯人である少年は地団駄を踏んでいた。
「まあいい。クズヤミーははやてが逃げた方向にも投げておいた。あいつらより先に俺が助ければ全ては計画通りに・・・」
「そうはさせないぞ!!」
その時、彼の背後から声がした。
「誰だ!」
少年が振り返ると、ビルの裏を通る線路の上をEF210型電気機関車の引く貨物列車が走って来た。
「ヒカリアンチェンジ!!」
すると、機関車の運転台部分が分離し、そこから手足が現れ、窓が上にスライドして目が現れる。さらに、その背中には『日本一』と書かれた旗が掲げられた。
「ライトニング桃太郎!見参!!」
そう。彼は冒頭でジンライと会話していた派遣転生者だ。
「またお前か!いつも俺の邪魔ばっかしやがって!!」
少年は背後の空間から一本の剣を取り出し構える。
「悪巧みをするお前が悪いんだろうが!!」
桃太郎もまた刀を取り出して構えた。
「アンクの仇、ここで討たせてもらうよ!」
「やれるもんならやってみろ!このチンチクリンが!!」
一方、ミイラ軍団もといクズヤミーから逃げたはやて達の前にも大量のクズヤミーが現れた。
「あかん!こっちにもミイラがおる!!」
「しかもさっきより数が多いぞ!!」
直様、逆方向に逃げようとするが、数が多いため直ぐ囲まれてしまった。
「ど、どうしよう・・・」
身を寄せ合う三人。しかし、それでもアリアとロッテだけは守ろうとする。そんな彼らを囲んでミイラ達はジリジリと近付いて来る。その時・・・
「「ニャッ!!」」
アリアとロッテがはやてと一誠の腕から飛び出した。
「アリア!ロ
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