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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico14病罹れば利あり害あり
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おぶ・・・っ!?』
「ルシルぅぅーーーーっっ!!」
生まれてからこれまでにない怒声をあたしは上げた。
・―・―・終わりったら終わりよ!!・―・―・
はやてに呼び戻してもらったルシルが「あのさ、今度はいった――」言い切る前に、「フレイムアイズ!」を起動して斬りかかる。
「すぐ死んで、早く死んで、いま死んで! お願いだからもう死んでぇぇ〜〜〜〜!」
「うおおおおおお!!?」
「「「アリサちゃん!?」」」「「「アリサ!?」」」
「アンタを殺してあたしも死ぬわぁぁぁーーーー!!」
“フレイムアイズ”をぶんぶん振り回す。あたしのイメージを崩すな、って言ったのにあんな言い回しをしてくれたルシル。つまりあれがあたしのイメージってわけ? 信じられないんだけど!
みんなに落ち付くように言われ続ける中、これまでのストレスで熱がさらに上がったことですぐにダウン。アインスにお姫様抱っこしてもらってベッドに戻してもらう。
それからパーティが終わるまでルシルは大きな問題を起こすことなく、あたしの身代わりを務めてくれた。ま、男子数人にはトラウマを与えたけどね。
「そう言えばさ、ルシル。さっき、アリサをコイツらに渡してたまるか、とか言ってたよね。あれ、どういう意味?」
シャルがそう話を切り出すと、はやてがピクッと反応した。あたしも気になってたから、休む前にしっかりとそのもやもやを晴らしておきたいわ。変身を終えて元の姿に戻ってるルシルは、「ん?ああ、あれか」そう言ってあたし達を見た。
「ほら、アリサは俺たちにとって大事な、同じ願いを持つ仲間だからな」
「あ、やっぱそういう・・・」
「そっかぁ。よかったぁ」
ホッとしてるシャルとはやて。そしてあたしも「ま、アンタはそういう奴よね」ホッとした。そんなこんなで終わる今日という1日。みんなが帰ったことで静まり返る部屋でひとり「なにはともあれ、ありがと、ルシル」あたしを助けてくれたルシルにお礼を言った。
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