平穏〜tranquility〜
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かた無理して作っているわけではないと感じられる。恐らく、伝えられてよかったと、嬉しい気持ちも入っているのだと確信した。
「湊真さん。私、ずっと好きでいてもいいですか?」前向きすぎるほのかの肩を抱きしめたいという衝動に駆られたが、それはかえってほのかを傷つけることになるため、優しく答えるだけにした。
「いいよ」
すべてが解決たところで時計を見ると既に11時を回っていた。
「ほのか、そろそろ寝る準備をした方がいい。」部屋に戻るようほのかを促す。
「そうですね。じゃぁ、おやすみなさい」
「あぁ、おやすみ」
部屋を出るほのかを見送り、湊真も布団に入る。
その日の夜は、静かな夜だった。
悪く言えば、嵐の前の静けさだったのかもしれない。
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