第六十七話
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「まぁまぁ。それに昨日の騒ぎを解決したのも袁紹達が手伝ってくれたおかげだ。此処は抑えて抑えて」
「し、しかし………」
「美羽の気持ちは俺も分かる。けど、喧嘩したら美羽の評価も下がってしまう。此処は抑えてくれ」
「………分かったのじゃ。長門に免じて此処は抑えておくのじゃ」
美羽は仕方無いという表情をして言った。
「「ありがとうございます」」
美羽の言葉を聞いた顔良と文醜は美羽に頭を下げる。
「取りあえず、この三人の面倒は長門が見るのじゃ。抑えておく代わりじゃな」
ゲ、そう来たか。
「………分かりました。出来る限り袁紹の頭を変えてみましょう」
俺は美羽に頭を下げる。
「それじゃ妾は劉備に抗議文を書くから此処で退席するのじゃ」
美羽と七乃が玉座から退席した。
「王双さん、姫を助けてくれてありがとうございます」
顔良が頭を下げる。
「構わんよ。美羽に人殺しをさせるのはな………」
「王双さん、美羽さんは何を怒っているのですか?」
「………袁紹。本気で聞いてるのか?」
「はい」
「……………」
「姫は嫌な事は直ぐに忘れる人なんだよアニキ」
………何か前途多難になりそうだな。
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