第六十六話
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た………まさかッ!?
「断るッ!!」
「袁紹ォォォーーーッ!!」
「え? え? え?」
袁紹はわけが分からない表情をしている。全くあの馬鹿はッ!!
「チィッ!!」
俺は咄嗟に氣を脚に集中させて、爆発するように走る。
「なッ!?」
俺の走りに向こうが驚く。
「させるかァァァーーーッ!!」
俺は袁紹の前にまで向こうより先に移動して暗殺隊の隊長の腹を刺した。
ブシュゥッ!!
「ガアァッ!?」
隊長は袁紹を襲おうとした短剣をポトリと落とした。
「フンッ!!」
俺は突き刺した刀を横一文字に切り裂いた。
ドシャッ!!
切り裂いた腹から腸が溢れ出て、暗殺隊の隊長は倒れた。
「………む……無念なり………」
隊長はそのまま息を引き取った。
「………ふぅ、何とかなったな。んで袁紹、大丈夫か?」
「ふぇ?」
袁紹はへたりこんでいた。
多分、腰でも抜けたんだろう。
「だ、大丈夫ですわッ!! 私がこれしきの事で腰を抜かすわけありませんわッ!! オーホッホッホッ!!」
「………いや腰抜かしてただろ。座り込んでるくせに………」
「う、五月蝿いですわッ!!」
袁紹は顔を真っ赤にする。
「主ッ!! 無事であったかッ!!」
その時、星達と合流した。
「星達も無事だったみたいだな」
「此方は数人での足止め程度にしかいませんでしたのでな」
「兎も角、コイツらを尋問するか」
俺は皆に言った。
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