暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
チームトライホープvsチームセイントライズ…決着! 後編
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と、フリーダムの残っていた左腕をパージした。

「僕はもう戦えそうにない…。だから君に託すよ」

「お前…大丈夫なのかよ? 」

「ははっ…ヒロヤ君。君は僕の丈夫さを知らないようだね。特になんともないよ」

「…そうかよ」

明らかに大丈夫そうに見えないが、今はトウイの大丈夫を信じて、フリーダムの左腕を受け取った。

装備しようとした直後、フィンファンネルの攻撃がこちらにきていた。

「ヒロヤ君!早く! 」

「お構いなしかよ! 」

フリーダムの左腕を、ケルサスガンダムに装備し、グラディウスを掴む。

「左腕をフリーダムので補ったか。だが君のもう一本の剣はどこかにいってしまったから、その一本しかないぞ? 」

「………はっ!関係ない…行くぞ! 」

聖騎士ガンダムに向かって行くも、トランザムの影響でまだ機体性能が落ちている状態だった。

「…あまい」

デュランダルに粒子を纏い、そのまま思い切り振り抜かれた。

「ぐっ! 」

とっさにグラディウスに粒子を纏わせて受けるも、受け止めきれずにフリーダムとは逆側に吹き飛ばされた。

「サオトメ君…。終わりにする」

どこか残念のように言って、デュランダルに粒子を纏い接近してくる。

「こんなところで…!」

「終わりにしないで! 」

「!? 」

聖騎士ガンダムに向けてファンネル二基が激突する。

「ぐっ!こんなもの! 」

デュランダルでファンネル二基を切断される。後ろを見ると、V2バレットスナイパーのコアファイターがこちらに向かってきていた。

「シノ! 」

「ヒロヤ!ドッキングするわよ! 」

「はっ?……そういうことか! 」

背中をV2バレットスナイパーのコアファイターに向けると、ミノフスキードライブユニットがドッキングされた。

「ヒロヤ君!乗って! 」

いつの間にか回り込んでいたのか、フィルマメントブースターが飛んできた。

「わかった! 」

フィルマメントブースターの上に乗り、グラディウスを構える。

「なるほど…。どうやら、まだまだなようだな! 」

聖騎士ガンダムがデュランダルを構え粒子を纏わせる。

「行くぞ!トウイ!シノ! 」

「ええ! 」

「おお! 」

フィンファンネル二基がこちらに向かって攻撃してきたなか、トウイのフィルマメントブースターが当たりながらも前に進んでいく。

「光の翼…発動! 」

ミノフスキードライブユニットから光の翼が現れ、機体が加速していく。

「俺たちが…」

フィルマメントブースターが破壊される直前、飛び降り爆風を利用してさらに加速していく。
フィンファンネル二基の横を通るとき
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