第5話
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わ、あれは。バズーカを破壊してくれたのってハロか?ありがとな。」
『それは構わない。だがな、洸…。』
「?」
『お前、ワタシの存在を忘れていただろう。少しは事前に相談の一つ位したらどうだ。全く、バズーカを破壊するのが遅れていたらどうなっていたことか……。』
「悪かったよ…。咄嗟のことだったんでつい……。」
なんかこの4年間で随分と人間くさくなったな…コイツ。出会った当初の感じは全く残ってないな………。どうしてこうなった?
っと、そうだ!
「そういえばハロ、あの子供はどうした!?」
『ああ、その子供なら今コクピットに乗っている。』
………ナンダッテ?
「チョ!?待てよ!!確かに街中火の手が上がってて危ないけども、いくら何でもコクピットに乗せるって!!」
『心配ない、街の外まで乗せるだけだ。』
大丈夫なんだろうか、ホントに………?
現在、街の外に出て例の子供、いや坊主をジンのコクピットから下ろしたところだ。
何故あんな所にいたか話を聞いてみると元々あの街の住人で、MSが襲ってきた時に母親とはぐれ、必死に捜しているところをあの戦闘に出くわしたらしい。
話だけ聞いてみればこの世界が普通にありえるであろう話なんだか、ただ、コイツどこかで見たことあるような…。
まあ、いいか。
「坊主、母親に会えるといいな。」
「おう!兄ちゃんもありがとな!!」
火の手が消えた後、その坊主は街に戻り母親を捜すと言い始めた。まあ、街までは送っていったよ。オレ達のことに関しても誰にも言わないように言っておいた。
普通なら手伝うなりするべきだろうが、あの坊主どこかで見たことがある気がするんだよな…。もしかして原作キャラなんじゃないかと思ったが、考えすぎか?
放っておくことに罪悪感がないわけじゃないが、こっちもこっちでやることがあるからな。コズミック・イラの方ももうそろそろ「機動戦士ガンダムSEED」の原作開始時期だしな。
オレがあの坊主の顔を見た時に感じたどこかで見たことがあるという考えは実は合っていた。そのことをオレの主観で約3年後、「スーパーロボット大戦Z」での戦いで知ることになる。
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